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動物性食品を極力とらないようにするために、牛乳の代わりに豆乳やアーモンドミルクを飲んだり、料理に使ったりすることがすっかりスタンダードなライフスタイルとなって定着した今。世界では「オーツミルク」が注目を浴びていることはご存じでしょうか？ オーツミルクとは、オーツ麦が原料の植物性ミルクなのですが、2020年春、ヨーロッパの代表的な植物性ミルクブランド「alpro（アルプロ）」がついに日本へ上陸！ 豆乳やアーモンドミルクに負けず劣らず、すごいパワーを秘めたオーツミルク。その全貌をご紹介します。
Contents 目次
オーツミルクの栄養がすごい
日本ではオートミールやグラノーラの材料として知られていることが多いオーツ麦。古くから北米やヨーロッパ北部で育てられてきた、栄養価にすぐれた穀物なんです。食物繊維がたっぷりと含まれていて、糖質の吸収が比較的おだやかな低GI食品としても有名です。
このオーツ麦を原料としたオーツミルクは、オートミールやグラノーラの味からも想像できるように、ほんのりとした甘さと香ばしさが感じられます。しかも、豆乳のようなクセがないことから、そのまま飲んでも飲みやすく料理に使うのにも向いているんですよ。
意外！ 男性よりも食物繊維がとれていない女性たち
ところで“食物繊維”って、女性はとくに気を使い、食事から積極的にとれているはずと思いませんか？ しかし、管理栄養士でFC東京栄養アドバイザーの久保田尚子先生によると、意外にも男性よりも女性のほうが、食物繊維をとる量が不足しているのだそう。
その理由はというと、女性は“野菜に食物繊維がたくさん入っている”というイメージを持つ反面、食物繊維が豊富に含まれている穀物を控えた食事をしていることが原因だといいます。
結果として、主食つまり穀物をしっかり食べる男性のほうが、食物繊維をしっかりとれた食事ができているのだそうですよ。
日々とりきれていない穀物を補うという面でも、例えばアルプロのオーツミルク「ほんのり甘い250ml」は100ml当たりに食物繊維1.2ｇ～1.4ｇが含まれていて、１本で女性の平均食物繊維不足分３ｇ（※）相当がとれることから、食物繊維のちょい足しにおすすめとのことです。
（※2020年4月より運用を開始した「日本人の食事摂取基準（2020年版）」（厚生労働省）では、食物繊維は引き続き成人男性で1日21g以上、成人女性で18g以上の摂取が目標量として設定されています。しかし、「平成30年国民健康・栄養調査」（厚生労働省）によると、成人の1日の食物繊維摂取量は15gにとどまっています。）
飲む食物繊維は、２種類のラインナップ
牛乳や豆乳よりも、圧倒的にカルシウムやビタミン群が多く、低カロリーのアルプロのオーツミルクは「ほんのり甘い」と「砂糖不使用」の２種類があります。
「ほんのり甘い」は飲み切りサイズの250mlもあり、ライフスタイルに合わせて選べるところもうれしいのですが、いちばんの推しポイントは常温保存ができるところ。防災用の飲料にも最適ですね。
すでに関東ではスーパーやコンビニなどで販売開始。10月には全国販売が開始されます。豆乳に苦手意識を持っていた人もぜひ試してみてくださいね。
alpro公式サイト https://www.alpro.com/jp/
文／高田空人衣
