秋の味覚のひとつ松茸は、きのこなので低カロリーでヘルシーな食材。秋に体が欲するビタミンDやナイアシン、カリウムといった栄養素も豊富です。松茸を味わうなら、やはり松茸ご飯がいちばんですよね。高級食材でも松茸ご飯の素ならわりとお手軽です。今回は、無印良品の『炊き込みごはんの素 松茸と鶏肉のごはん』を試してみました。
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心も満たされる松茸の栄養素
酷暑の夏を乗り越えて、“食欲の秋”を実感するこの頃。夏疲れのリカバリーと冬に備えるために自然と食欲が増すのだそうです。食欲の秋にはぜひ旬のものやヘルシーな食材で疲れをとりつつ、太らないようにしたいですね!
今回は、秋の味覚の代表でもある松茸の炊き込みご飯です。松茸に含まれるビタミンDはストレス対策にもいいですし、セロトニンを調整する働きがあるので、心のバランスを整えてくれます。また、ナイアシンは水溶性ビタミンの一種で脂質や糖質の代謝にかかわる栄養素です。どちらも今の時期に欠かせない栄養素だといえます。
無印の『炊き込みごはんの素 松茸と鶏肉のごはん』は松茸と鶏肉の炊き込みご飯。香料を使わず、松茸の香りを活かして仕上げています。
だしのおいしさと松茸のいい香り
だしと具材の2袋が入っており、2合のご飯をといだら、先に付属のだしを入れ、次に水を入れて、水量を調整します。最後に具材を入れて、炊き上げます。
でき上がった炊き込みご飯には、スライスされた松茸が結構多く入っていて、いい香りがしてきます。やはりふつうのきのことは違った、なんともいえない風流な香り! 松茸の味わいにシャキッとした歯応えもさすがの秋の味覚です。
だしは和風で昆布系のやさしい味わいです。昆布エキスのほか、かつお節エキス、チキンエキスなども入っていて、あっさりとしつつうま味があります。
秋の味覚を堪能できる炊き込みご飯。簡単にひと手間かけたようなでき栄えになるのがうれしい一品です。食べ過ぎ防止に、お米に麦や五穀を混ぜてもいいでしょう。
文・写真/庄司真紀
炊き込みごはんの素 松茸と鶏肉のごはん 157g(お米2合用2~3人前) 税込450円