「チーズは太る」なんて思われていたのは、もうひと昔前の話。この秋、日本ではまだめずらしいドイツの伝統的なフレッシュチーズ「クワルク」が、食べきりサイズで新登場! そのまま食べたり、パンに塗ったり、野菜やフルーツとあえるなどおいしくヘルシーに楽しむことができます。ところで「クワルク」とは一体どんなものなのか? 詳しくご紹介していきましょう。
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ドイツの伝統的なフレッシュチーズ「クワルク」とは?
ドイツ全土で愛されているフレッシュチーズ「クワルク」(なんと、ドイツのチーズ消費量の1/3!)。日本では「知らなかった」という人も多いかもしれません。熟成させないで作られるフレッシュチーズであるため、熟成させるハードチーズなどと比べると日持ちがしません。そのため、輸入される数が圧倒的に少ないのです。
クワルクは水分量が多いことから、口当たりが抜群にみずみずしい。香りや酸味はマイルドで、ヨーグルトのような爽やかさがあります。それでいて、原材料である牛乳の香りは豊かです。
ドイツの夕食は、火を使わずに用意できる手軽なものが定番。それは家族でゆっくりすごすための工夫です。でも栄養はしっかりと、満足できる味わいで。そんなシーンで、クワルクが重宝されています。お菓子に使うのもポピュラーで、クワルクでチーズケーキを作ったり、ドーナツ生地にクワルクを入れるレシピもあるんです。
「明治QUARK(クワルク)」のうれしいポイント3つ
この秋、日本に登場した「明治QUARK(クワルク)」は、ヨーグルト感覚で食べられるカップ型。スプーンですくってそのまま食べてもいいし、料理にアレンジしてもOK。忙しい朝、トーストなどの簡単な食事にこれひとつ組み合わせるだけでも、栄養価がぐっと高まります。美容、健康に感心の高いFYTTE読者にもうってつけです。
さらに注目したいのは、脂肪分0である点! よりヘルシーにフレッシュチーズを楽しめるから、ダイエット中のおやつや、夜食として食べても罪悪感がなさそう。副菜やソースとして料理に利用する場合も、3つのフレーバーがあるのでとっても便利。いろんなアレンジを試して、自分好みの味をぜひ見つけてみて。
酸味が少ないクワルクは、さまざまな味つけや食材と組み合わせやすいという特徴もあります。スムージーなど、今までヨーグルトで作っていたようなものをクワルクに置き換えてみても、新しい味わいに出会えるでしょう。
3つの味のおすすめの食べ方
「フレッシュチーズ」→サラダにかけて
口当たりは軽いのに、口の中でしっかりチーズの香りが漂う「フレッシュチーズ」。サラダのドレッシング的に使うと、コクがアップして食べ応え抜群! かけるだけ、あえるだけの手軽さで「手が込んだ」メニューに見えるから、時短料理にも大活躍。
※フレッシュチーズは1個(100g)あたり62kcal
「フレッシュチーズ&ハーブソルト」→ディップにして
クワルクのハーブソルトフレーバーは、ドイツでは定番。塩気と香りが最高のアクセントになって、ついついお酒も進んでしまう、大人がトリコになる味わいです。ヘルシーなおつまみやおやつの定番といえば野菜スティックですが、ついマヨネーズをつけたくなるけど、そこをぜひクワルクに変えてみて。100gあたりのカロリーが約703kcalのマヨネーズと比べ、カロリーが1/4以下になりますよ。
※フレッシュチーズ&ハーブソルトは、1個(90g)あたり56kcal
「フレッシュチーズ&トマトバジル」→パンに乗せて
イタリアンな味わいを楽しめるのが、フレッシュチーズ&トマトバジル。バジルとトマトの爽やかさで、クワルクのみずみずしさがより一層引き立ちます。バケットに好みのトッピングと一緒に乗せるだけで、簡単にヘルシー朝食が完成! ピザが食べたいけど、カロリー的にどうかな…?なんて迷っているときにも、クリスピー系のピザ生地(もしくは餃子の皮などでも!)にコレを塗って食べれば、安心です。
※トマトバジルフレーバーは、1個(90g)あたり58kcal
これからどんどん肌寒くなってくる季節。健康にはますます注意したいところですが、こんなヘルシーかつ手軽なチーズがあれば楽しく乗り切れそう。手軽に栄養バランスを整えて、健康&美容作りにぜひ役立てて。
<明治クワルク>
「フレッシュチーズ」(100g)、「フレッシュチーズ&トマトバジル」(90g)、「フレッシュチーズ&ハーブソルト」(90g)/各200円
撮影/山上忠 文/木下頼子