芽キャベツとケールの交配からつくられたプチヴェール。フランス語で「小さな緑」という意味を持つ、日本で生まれたアブラナ科の野菜です。苦みのあるケールからつくられていますが、味にクセがなく、加熱するとほんのり甘くなるのが特徴。緑のバラのような見た目で、食卓に華を添えます。
Contents 目次
栄養素
・たんぱく質
・カルシウム
・鉄
・カリウム
・β-カロテン
・ビタミンE
・ビタミンC
・葉酸
・食物繊維
栄養素のポイント
可食部100gあたり4320μgのβ-カロテンを含みます(外葉部分)。これは芽キャベツの約6倍。ビタミンC、カルシウム、鉄なども多く含んでいます。
旬・産地
プチヴェールの発祥地は、静岡県磐田市。旬は冬で、12月から翌年の3月末まで出回ります。
選び方
葉が黄色くなっておらず、みずみずしくて、小さめのものを選びましょう。茎の切り口は、軸の中心まで緑色のものが新鮮です。花つきの場合は、菜の花の一種として花ごと食べることができます。つぼみが開いていないものを選ぶようにしましょう。
保存方法・期間
プチヴェールをおいしく保存するコツ
乾燥しないように、保存袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ。5日ほど日持ちします。
冷凍保存のコツ
沸騰したお湯で30秒ほど茹でます。冷ましたものを保存袋へ平らに並べて入れ、 冷凍庫へ。使う際は自然解凍しましょう。7日ほど日持ちします。おひたしやあえものなどに使えます。
下ごしらえのコツ
加熱して使う
葉と葉の間をよく洗い、熱湯で2分ほど下茹でします。火を通すことで、より鮮やかな緑色になり、甘みが出ます。サラダやスープの具材におすすめです。
煮崩れしにくく、味にクセがないので、天ぷらやシチュー、グラタンの具など、和食にも洋食にも合います。最近では「プチヴェールルージュ」「プチヴェールホワイト」といった新たな品種も出てきました。色鮮やかなプチヴェールで、食卓に彩りを添えましょう。
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