CATEGORY : ダイエット |食べる
「うど」「ふきのとう」「たらの芽」「うるい」の中で、アク抜きが必須の山菜はどれ?~ダイエットに役立つ栄養クイズ~
春ならではの食べもののひとつが“山菜”ですね。お店で食べたり、加工されたものを買ったりするので精いっぱい、という人も多いのではないかと思いますが、じつはビタミンやミネラルが豊富で低カロリーなヘルシーフードである山菜。ちょっとした知識と調理の仕方がわかれば、山菜を手にとるきっかけになるかも?! 「ダイエットに役立つ栄養クイズ」、今回のテーマは「山菜」です。
Contents 目次
【問題1】
春になるとスーパーなどでも見かける「山菜」。カロリーがいちばん高いのは、次のうちどれ? (100g中)
□たらの芽
□こごみ
□ふきのとう
□わらび
答えは……
「ふきのとう」です。
上記の山菜は、それぞれ100gあたり「たらの芽」が27kcal、「こごみ」が28kcal、「ふきのとう」が43kcal、「わらび」が21kcal。山菜は全体的に、カロリーが高くはありませんが、上記の山菜を同じ分量で比べた場合、「ふきのとう」が高めです。山菜は、苦味などクセのあるものが多いのですが、油と組み合わせることで、このクセが独特のおいしさになって、うまみが増しますので、ぜひ、山菜の天ぷらなどで楽しんでほしいと思います。
☆今日のプチレシピ☆
ふきのとうのみそと天ぷらはいかが?
山菜はビタミンやミネラルを多く含んでいることも特長です。免疫力アップに関わるビタミンAをいちばん多く含んでいるのは、次のうちどれ?(100g中)
□たらの芽
□こごみ
□ふきのとう
□わらび
「こごみ」です
上記の山菜は、それぞれ100gあたり、「たらの芽」が48μg、「こごみ」が100μg、「ふきのとう」が33μg、「わらび」が18μgのビタミンAを含んでいます。よって、ビタミンA(カロテン)をいちばん多く含んでいる山菜は、「こごみ」。「こごみ」がどのようなものかわかりますか? 先端がクルっと巻かれており、茎はしっかりとしています。山菜の中でもアクや香りが控えめで、下処理などの手間も少なく、使いやすい食材といえます。カロテン以外にもビタミンCやE、食物繊維なども含んでいますので、この時期には、積極的に食べたい山菜のひとつです。
アクや苦味が強い「山菜」ですが、必ずアク抜きが必要なのは、次のうちどれ?
□うど
□ふきのとう
□たらの芽
□うるい
「うど」です
「うど」は、葉も茎も皮もすべて食べることができますが、酢水などでアク抜きをする必要があります。 根もとの皮はかたく、とり除いたほうが食べやすいですが、きんぴらなどにすると歯応えのよさが楽しめます。葉は天ぷらなどに、茎は細切りにしたり、薄切りにしたりて、酢のものなどにするとよいでしょう。また上記の中で「ふきのとう」は、基本的にはアク抜きは必要ありませんが、苦みの強い山菜です。アク(苦み)が強いと感じた場合は、重層などを加えた湯でゆで、水にさらすことによって、アク抜きをすることができます。
大きく成長しすぎると、食べることができない山菜は、次のうちどれ?
□うど
□ふきのとう
□たらの芽
□うるい
「うど」です
「うど」は大きく成長すると食べられないことから“うどの大木”などと言われています。緑っぽい色をしていて山に自生している天然ものの「山うど」と、栽培されて作られる「軟白うど」があります。スーパーなどで見かけるものは、ほとんどが「軟白うど」かと思います。栄養価はビタミン・ミネラルのほか、アミノ酸も多く含んでいる山菜です。
山菜の仲間の「独活」の読み方は以下のどれになりますか?
□ふき
□わらび
□つくし
□うど
「うど」です
「独活」=「うど」と読みます。成長すると大木となり、大きな葉を広げて風が吹かなくても動いているように見える(「独=ひとり)」で「活=動く」)ところから「独活」なのだそう。ちなみに「ふき」は「蕗」、「わらび」は「蕨」、「つくし」は「土筆」と読みます。料理のお品書きなどに記載されていることがありますので、ちょっと覚えておくと、よいかもしれません。