春も深まり、新年度の慌ただしさも落ちついたころかと思いますが、いかがお過ごしでしょうか?間もなく春バラの開花時期ということで、今回はバラ(ローズ)を使ったアレンジティーをご紹介いたします。
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バラの見ごろっていつ?
無数にあるお花の中でも特に美しく、女性を虜にしているバラ。バラには一季咲きのものや四季咲きのものなど、たくさんの種類があり、春と秋が見ごろとなります。開花時期は5月~6月ごろのものが多いとされています。近年は毎年新しい品種が誕生しており、通年楽しめるようになってきたようです。暖かさも増し、ちょうど過ごしやすい季節なので、初夏を感じながら美しいバラを楽しんでみるのもいいですね。
今回ご紹介するのは、ドライローズで作るジュレジャムを使ったアレンジティー。ローズとラズベリーを合わせた「ベリーローズティー」と、温かい紅茶と混ぜるだけの「ホットローズティー」の2種類のレシピです。上品で甘く優雅なバラの香りが楽しめる、おもてなしにもぴったりのアレンジティーなので、ふだんのティータイムにはもちろん、母の日のティータイムにもおすすめです。
女性のための「ローズ」美容・健康効果
美しい容姿と優雅な香りが特徴の「バラ」。見たり、香りを楽しむだけでなく、古来より薬用として使用されてきたことをご存じですか? 「ロサ・ガリカ・オフィキナリス」という品種があるのですが、もっとも古代のガリカローズに近いと言われ、このバラは「アポセカリーローズ(薬局のバラ)」という別名を持っています。ヨーロッパでは古くから薬用として用いられてきました。かの有名な絶世の美女クレオパトラや、ローマ皇帝ネロも愛した花として知られています。
【ローズの健康効果】
ローズには鎮静作用や女性ホルモンのバランスを整える作用があるといわれており、バラの花から抽出された精油のローズオイルはアロマセラピーにも用いられています。その優雅な香りは気持ちを落ち着かせ、女性の感性を刺激し、幸福感をもたらしてくれます。また、ローズにはビタミンCやポリフェノールが豊富に含まれており、ドライローズを薬味として使ったり、花びらをエディブルフラワーとして生食したり、ジャムにしたりと食べることでも美容・健康効果が期待できます。
「ベリーローズティー」と「ローズティー」レシピは次のページ。