Ａ レバー

ナイスチョイス！

鉄分補給のためにもぜひチョイス！
女性は貧血の方も多いので、ダイエットというより、栄養補給の面からおすすめです。同じレバーで比べた場合、鶏111kcal、豚128 kcal、牛138 kcalと、鶏レバーはカロリーが低いのもよいところです。

Ｂ 軟骨

ナイスチョイス！

ダイエッターにおすすめNo.１の串
軟骨は脂質をほとんど含まないため、カロリーは1本54kcalと低くおすすめです。よくかむので食べ過ぎ予防にもなります。焼き鳥を10本食べるとしたら、軟骨を１、２本入れると、全体のカロリーも抑えられます。

Ｃ とり皮

バッドチョイス！

高カロリーのためダイエット中は控えるべし
鶏は皮まわりに脂質が多く、169kcalと高カロリーになるため、できるだけ避けましょう。どうしても食べたいなら、全体量を１串分、減らして。
家で食べるなら、ゆでて脂を抜くというひと手間でぐんとカロリーが抑えられます。そのあと、グリルでカリカリに焼いて、鶏皮ポン酢などにするとよいでしょう。

Ｄ ねぎま

ベストチョイス！

ねぎ×胸肉はダイエットに最高の組み合わせ！
ねぎまのカロリーは82kcalで、軟骨とレバーの間くらい。鶏の胸肉を使用しているので高たんぱく質・低カロリーでダイエット向きです。さらに、ねぎに含まれるアイリンという物質には、糖質の代謝をアップ、体を温める、血液をサラサラにするという効果もあって、ダイエット的にも栄養的にみても、この組み合わせは最高。好きだったら積極的に食べてよいでしょう。

【焼き鳥の賢い選び方】
焼き鳥は基本的に糖質がゼロなので、ダイエット向き。野菜串（しいたけ、トマトなど）を２～３本入れて、最大10本は食べてもOKです。その際に選ぶ焼き鳥串は、レバー１本、あとは自由という構成が、栄養バランスもよくおすすめです。焼き肉と違い、ごはんと一緒に食べるものではないので、キャベツを食べて焼き鳥を食べて、それで満足できる場合も多いでしょう。
味つけは、たれより塩のほうがカロリーが低いので、焼き鳥＝たれと思わず、串によって選んだり、その日の気分によって選んだりしてみましょう。
ただし、つくねはカロリーが高い傾向にあります。どうしても食べたい場合以外は避け、食べる場合でも１本にしておきましょう。

取材・文／野上 郁子　　イラスト／たなか のりこ