近年はスーパーでも見かける機会の多くなったズッキーニ。見た目はきゅうりに似ていますが、かぼちゃの仲間です。ズッキーニといえばラタトゥイユやカポナータなど、炒めて煮込む料理のイメージが強いかもしれませんが、実は炒めて煮る以外にもおいしい調理法はたくさんあります!
そこで今回は、調理のバリエーションに悩む人必見!おいしく食べられるズッキーニの調理法をご紹介します。
Contents 目次
ズッキーニのおすすめの食べ方って?
ズッキーニは食味がなすによく似ているため、なすを使うメニューに置き換えてみてもOK。油と組み合わせるとカロテンの吸収効率が上がるので、栄養をより効率良く摂取するなら、油調理がおすすめです。
ズッキーニは油調理が基本!3大おすすめ調理法
●炒める(焼く)
多めの油を高温で熱し、皮目から焼き付けるのがポイント。調理中にさわると水分が出やすくなるので、なるべく茶色い焼き目がつくまで待ってから裏返します。
※ニンニクとオリーブオイルで炒めるだけで、シンプルながら主役級の一品に。マヨネーズやバター、味噌、塩レモンといった調味料とも合います。
●揚げる
170℃の高温で一気に揚げると、水分が飛び、カラリとした食感に仕上がります。皮目から入れると火の通りが早く、油っぽくなりません。
※天ぷらやフリット、フライでもおいしく揚がります。厚切りならホクホクした食感に、薄切りならパリパリのチップスのような食感になります。
●煮込む
厚めの輪切りにして煮込めば存在感が出て、食べ応えが増します。保温性の高い厚手の鍋を使用すると、甘みが引き出せます。
※カレーやスープにも向いています。
旬のズッキーニは生でもOK!新感覚料理のいろいろ
旬の初め(6月ごろ)の、皮がやわらかくみずみずしいズッキーニは、生でも食べられることをご存じですか?ピーラーやスライサーで薄切りにして、サラダにするのもおすすめ。細長くスライスしてくるくる巻くと、見た目もかわいらしいサラダになります。また、合わないと思われがちな和食でも使うことができ、実は汎用性のある便利な野菜なのです。
目からウロコ!ズッキーニを新感覚で味わう和食バリエーション
●漬ける
ピクルスの和風版として、薄切りにして浅漬けや塩漬けにしても美味。
●あえる
塩もみしてから、塩昆布などとあえる。意外に合う組み合わせ!
●味噌汁に入れる
油揚げやみょうがと一緒に、味噌汁に入れても。
花ズッキーニは期間限定の味わい
小さなズッキーニに黄色い花がついた「花ズッキーニ」を目にしたことはありますか?花ズッキーニは、開花直前を収穫したもの。「花つき」の部分は苦みがあるので、取り除いて使います。ヨーロッパでは、花の中にチーズを詰め、フリットにした料理が有名。もしも手に入ったら、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
最後に
ズッキーニのクセのない味わいや、火を通したときのやわらかな食感を活かす調理のコツは、「なすと同じ感覚で調理する」ことにありそうです。一般的なスーパーでも一年中手に入るようになったので、今までにない調理法を試しながら、ぜひ身近な存在として活用していきましょう。
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