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とうもろこしの生食![食べる位置]でもおいしさが変わる!?

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とうもろこしの生食![食べる位置]でもおいしさが変わる!?

夏の間、茹でたてのとうもろこしを家族で楽しむ方も多いのではないでしょうか。家庭でのとうもろこしの食べ方といえば、「茹でる」「蒸す」「焼く」がほとんどですが、実は、生でも食べられることをご存知でしょうか?

Contents 目次

生で食べられるといっても、おいしく味わえるのは、一般的な食用とうもろこしである「スイートコーン」の中でも、通称『フルーツコーン』と呼ばれる、生で食べられる品種のもの。しかも、収穫したてのほんのわずかな期間に限られるのです。そこで今回は、ゴールドラッシュという生食向きフルーツコーンを栽培し、生食体験を行っているハナシマ農園の園主である花嶋和夫さんに、生食のおいしさや食べ方のポイントを教えていただきました。

「一般的な食用とうもろこし」を茹でて食べる場合の、おいしい茹で方はこちら!

生食できるとうもろこしは「食感」「甘さ」「ジューシーさ」が違う

生で食べられるとうもろこしは、一般的に売られているとうもろこしと比べて「食感」「甘さ」「ジューシーさ」が大きく異なるそうです。

1. 食感
生食に向いているのは、完熟する数日前の、6~8割程度熟した状態のもの。若い実は皮がやわらかく、シャキッとした歯ごたえで、口の中に皮の食感が残りません。スーパーで見かけるとうもろこしは、完熟しているため、実入りが大きいものの、粒皮がしっかりし過ぎていて、生で食べるには食感が良くないのです。

2. 甘さ
「フルーツコーン」と呼ばれる通り、果物のように甘いのが特徴。ハナシマ農園のとうもろこしは、糖度計で計測すると、平均16度以上で、なんとメロンよりも甘いといいます。栽培状況によっては、20度を上回ることもあるとか!

3. ジューシーさ
生で食べられるとうもろこしは、水分をたっぷり蓄えていて、甘くジューシーな果汁が口の中にあふれます。その味わいは、まるでフルーツのよう。「梨を食べているような感じ」と言う人も多いそうです。

食べ方は「真ん中からかぶりつく」のがベスト!

花嶋さんによると、おいしさを存分に楽しむには、「真ん中から食べる」のが最適。とうもろこしは、軸元と先端では生長度に差があるため、もっとも甘みのバランスが良く安定している中央部分から、豪快にかぶりついて食べるのがおすすめです。

実際に生の味を体験すべく、身の締まった1本を茎からもぎ取ると、切り口からポトポトと水滴が落ちるほど水分がたっぷり!実は先端までしっかりついており、1粒1粒がつややかで、パンパンに膨らんでいます。生臭さはまったくなく、かぶりつくと、やわらかな皮から果汁が弾けて、ジューシーでさわやかな甘さが口いっぱいに広がります。シャキシャキとした歯ごたえの良さと芳醇な香りも重なり、手が止まらなくなる、絶品のおいしさ。「その場で1本丸ごと食べてしまう子どもも多い」というのもうなずけます。

とうもろこしは収穫するとすぐに水分が蒸発し、甘みも失われていくため、生食に適しているのは、収穫後2日以内と短め。もともと、とうもろこしは旬が約1カ月間(関東では6月中旬~7月中旬)と短いうえ、雨や風の影響を受けやすいため、生のおいしさを味わえるのは、ほんのわずかな期間に限られてしまうのです。

最後に

旬の短い期間だけ楽しめる、とうもろこしの生食。最近では、全国各地で採りたての生食体験ができる農園があるほか、産地直送で購入することも可能。産地によって収穫・出荷時期が異なり、5月初旬(九州産)~10月初旬(北海道産)頃まで、比較的長い期間入手することができます。これまでなじみ深かったとうもろこしとはまったく異なる新感覚の味わいを、ぜひ体験してみてください。

取材協力:ハナシマ農園

千葉県八街市にある、フルーツコーンの生産直売を行う専門農園。生でも食べられるとうもろこし栽培にこだわり、品種や有機肥料を厳選し、栽培から収穫発送までのすべてを自前で行う。「生食の魅力を多くの人に楽しんでもらいたい」と、毎年6月下旬~7月下旬にかけて、とうもろこしの生食体験を実施している。

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