昼は降り注ぐ強い日差しに、夜は夜で寝苦しい日々。連日の酷暑で疲れがたまっていませんか? 今日はそんな夏にうれしい、見た目にも華やかな、簡単に作れる疲労回復系おつまみを料理研究家で国際中医薬膳師の資格を持つ西岡麻央さんに教えていただきます。
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「ビーツ」を使って栄養UP! 疲れ知らずの夏を過ごそう♪
こんにちは、西岡麻央です。今日ご紹介するのは暑い夏にぴったり! 火を使わない、切って巻くだけの簡単ヘルシー「生春巻き」。簡単なのに、なんだかとてもおもてなし感のあるレシピでもあります。疲労回復効果も期待でき、色鮮やかな野菜「ビーツ」を使用することで彩りよく、見ているだけでも元気になれる一品です。ぜひ試してみてください♪
「疲労回復! 彩り野菜のおつまみ生春巻き」の作り方
【材料(5本分)】
ビーツ (水煮でOK)…20g
にんじん…20g
きゅうり…20g
アボカド…1/4個
クリームチーズ…20g
生春巻きの皮(16cm)…5枚
生ハム…25g
<ソース>
スイートチリソース…適量
マヨネーズ…適量
<1>ビーツ、にんじん、きゅうりはせん切り、アボカドとクリームチーズは1cm角に切ったら、ボールに入れてよく混ぜる。
<2>生春巻きの皮はぬるま湯にさっと通したら水気を切ってまな板に置く。
<3>手前と両サイド2cmほど空けるようにして、生ハムを春巻きの皮の下半分にのせる。5等分にした<1>をのせる。
<4>両サイドを内側に折り、手前から具材を巻き込みながら巻く。
<5><4>を2等分になるようにななめ切りにして皿に盛る。お好みでスイートチリマヨソースをつけて召し上がれ。
万能野菜「ビーツ」と生ハムのビタミンBパワーで疲れ知らずの夏を♡
使用した生ハムは、疲労回復ビタミンともいわれるビタミンBを多く含みますが、そのしょっぱさとビーツの天然の甘みが絶妙に合わさった今回のおつまみ。
今はもうかなりなじみの深い野菜になりつつあるビーツですが、自宅で調理して食べるという人はまだまだ少ないのでは。今回はスーパーで簡単に手に入る水煮のビーツでOK! ビーツにはNO(エヌオー)という成分が含まれており、血液の流れをよくしたり、血流量を増やして体の中の酸素が効率よく使われるように手助けをする働きがあるため、筋肉増強効果や疲労回復効果も期待できます。細かく刻んでそのままサラダに入れたり、生のままでも食べられる野菜なので、見つけたらぜひ手にとってみてくださいね。
生ハムの塩気、アボカドやクリームチーズの濃厚な味わいが特徴的な生春巻きなので、キウイフルーツや柑橘類などさっぱりとした酸味のあるフルーツが入った“白いサングリア”がとくによく合いますよ。どうしても疲れがたまりやすい夏。元気においしく、乗りきりましょう!
文/MFC