ふつうのはちみつと比較しても非常に高い抗菌活性で知られるマヌカハニー。感染症対策や健康維持のためにと、世界中で注目されています。栄養豊富で独特な味わいのマヌカは食べにくいという人もいるのですが、今回は、マヌカハニーのなかでも特に味に着目してセレクトしたという、オーストラリアでとれた『黄金のマヌカハニー』を試してみました!
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MGOのグレードで選択
ビタミンやミネラル、アミノ酸を豊富に含み、はちみつのなかでも特に栄養価にすぐれたマヌカハニー。はちみつがもつ抗菌力に加え、マヌカハニーには、メチルグリオキサール(MGO)という抗菌活性の高い希少成分が豊富に含まれ、病原菌やウイルスの増殖を抑える働きがあるとされています。
マヌカハニーのユニークな点は、このMGOの濃度によって効能やお値段も変わってくるということ。MGOが高濃度で含有されるものほど価値があるとされ、高値で取り引きされます。
初心者にはわかりにくいのですが、専門機関によりMGOやUMF(Unique Manuka Factor)といった厳格な規格が設けられており、認証制度に沿ってグレードが定められています。日常的な栄養補給から体質改善まで、目的別に選べるようになっているのです。
グレードの目安は、MGO100で栄養補給をサポート、MGO300では日々の健康管理に、MGO500で風邪などの感染症対策に役立てることができます。
とろりとしたまろやかな味わい
今回、お試しした『黄金のマヌカハニー』は、オーストラリア産のnaturopathicaブランドのマヌカハニー。マヌカハニーといえばニュージランドですが、オーストラリアにもマヌカが自生しています。naturopathicaのマヌカハニーは赤道直下の自然のパワーが詰まった100%ピュアなはちみつ。その品質の高さから“奇跡のはちみつ”と呼ばれているそう。
封を開けると、ふんわりと甘い香りが漂ってきます。透き通った琥珀色のマヌカハニーは、とろりとしていて、思ったよりもサラリとしています。味わいも重さがなく、口当たりがまろやか。口に含むとさっと溶けてしまうような繊細な味わいがなんともいえないおいしさです。はちみつならではの甘さもとてもやわらかく控えめな感じで、味わいが評価されているブランドというのが実感できます。
ちょっとのどの調子が悪いときや、疲労感があり栄養補給をしたいとき、食後にスプーン1杯そのままいただいています。マヌカハニーはふつうのはちみつと違って、加熱しても抗菌活性が失われないという特性があるので、料理の調味料として用いてもいいのだとか。このマヌカハニー自体の味わいがよいので、パンにつけたり、コーヒーに加えたりしてもよさそうです。
『黄金のマヌカハニー』はMGO100〜500までそろっていて、輸入元の神戸製薬の担当者のイチオシは、栄養価とお値段のバランスからMGO300とのこと。定番品は250g(7,776円・税込)ですが、新たに使い切りサイズの40gも用意し、初めての人にトライしやすくなっています。母の日などのプレゼントにもよさそうですね。
神戸製薬 ⻩金のマヌカハニー オーストラリア産 スペシャル MGO セレクションシリーズ MGO300ミニボトル40g 1瓶 1500円(税込)、2瓶セット2000円(税込)
文・写真/庄司真紀