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自律神経が整えば「眠りの質」はぐっとよくなる!血流をよくする夏のカンタン鍋レシピ 3選

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ラタトゥイユ鍋

連日の暑さにすでに体調が悪い、夜眠れない…などバテぎみの人も出てきているかもしれません。しかし夏はまだまだこれからが本番! 今年の夏を元気に乗り切るための食の提案を人気料理研究家の浜内千波先生にしていただきました。ところがそれが鍋というから驚きます! でもじつは、夏こそ鍋がおすすめとのこと。調理も簡単で、栄養もとりやすく、あげく体調も整う夏の鍋レシピ、ぜひお試しください!

Contents 目次

冷房冷えで血流が悪化し、自律神経のバランスも乱れがちに?

「夜中に目が覚めてしまう」「朝、すっきりと目覚められない」など睡眠のお悩みを抱えている人は多くいます。不眠の原因はさまざまですが、自律神経の乱れによって引き起こされている可能性もあるそう。内科医の横倉恒雄先生によると
「日々忙しくストレスが多かったりすると、夜になっても交感神経が優位に働いたままとなり、血管の緊張で血液の流れが滞ることで、体内の冷えを招き、血流がさらに悪くなり、自律神経のバランスを崩すという悪循環に陥りやすくなってしまいます。また冷房の中で過ごし、冷たいものを多く食べがちな夏は、じつは血の巡りが悪くなりがちです」
そんな血流の悪さを一発逆転できるのが、夏の鍋。料理家・浜内千波さんによる、夏らしい鍋レシピを3つご紹介します。ほぼ野菜を切るだけの簡単レシピで、料理が短時間ですむだけでなく、野菜たっぷりでダイエットにもピッタリな夏の鍋、とっても美味しいのでぜひ試してみてください!

浜内千波先生考案「夏こそ食べたい鍋レシピ」3選

レモン&唐辛子で「酸っぱ辛い鍋」

酸っぱ辛い鍋

【材料】(3~4人分)
海老・・・10尾
豆腐・・・1丁
キャベツ・・・300g
もやし・・・200g
レモン・・・1個
唐辛子・・・3本
塩・・・小さじ2
水・・・600cc
春雨・・・30g

【作り方】
(1) 鍋に水、塩を入れ溶かす。
(2) 豆腐はひと口大、キャベツはざく切り、レモンは薄切りにする。
(3) 海老、豆腐、キャベツ、もやし、レモン、種をとった唐辛子を入れて、ふたをして火にかける。
(4) 具材を食べきったら、シメに春雨を入れていただく。

【ヘルシーポイント】
抗酸化作用のあるレモンに、脂質の少ないたんぱく質を組み合わせ、唐辛子の発汗作用もあるヘルシー鍋。レモンは火を通すことで甘みが増し、酸っぱさがまろやかになります。身近な食材を塩で味つけ、エスニック風に仕上げますが、ナンプラーやニョクマムなどを加えると、さらにエスクニックな味わいに。

豚肉とニラで疲れも吹き飛ぶ「スタミナしゃぶしゃぶ鍋」

スタミナしゃぶしゃぶ鍋

【材料】(2~3人分)
豚ロース肉(しゃぶしゃぶ用)・・・200g
ニラ・・・100g
豆苗・・・1パック
サニーレタス・・・1個
A
しょうゆ・・・大さじ2
塩・・・小さじ1
酒・・・大さじ2
水・・・600cc
中華麺・・・1束

【作り方】
(1)ニラと豆苗は5cm幅に切り、サニーレタスは1枚ずつはがしておく。
(2) 鍋にAを入れて一煮立ちさせる。
(3) 野菜、豚肉をしゃぶしゃぶしながらいただく。
(4) 具材を食べきったら、シメに中華麺を加える。

【ヘルシーポイント】
味つけされた汁の中でしゃぶしゃぶすることで、豚肉からアクも出にくく、汁までおいしくいただけます。代謝を上げるだけでなく、抗酸化作用のある食材と、豚肉×ニラで疲労回復効果も抜群な鍋。準備も簡単で、調理の手間はほとんどないのも、夏にうれしいですね。

たっぷり野菜がとれる「すっきりラタトゥイユ鍋」

ラタトゥイユ鍋

【材料】(3~4人分)
パプリカ・・・200g
ズッキーニ・・・200g
玉ねぎ・・・200g
しょうが・・・20g
フルーツトマト・・・150g
鶏むね肉・・・300g
塩・・・小さじ1強
A
玉ねぎみじん切り・・・50g
ポン酢・・・大さじ4
オリーブオイル・・・大さじ1
ご飯・・・適量
粉チーズ・・・適量

【作り方】
(1) パプリカ、ズッキーニ、玉ねぎは1cm幅の細切りにする。しょうがは皮を削り薄切り、トマトは半分に切っておく。
(2) 鍋にすべてを入れ、塩を加えざっくりと混ぜ、水を注ぎふたをして火にかける。Aを混ぜてつけダレを作る。火が通ったらタレをつけながらいただく。
(3) 具材を食べきったら、シメのご飯を。粉チーズをふると、リゾットのような味わいが楽しめる。

【ヘルシーポイント】
一見「ラタトゥイユ」のような食材に、鶏むね肉を合わせ抗酸化力抜群。しょうがは加熱することで、体の芯から温めてくれる鍋になります。パサつきがちな鶏むね肉も、野菜と一緒に煮込むことで、しっとりやわらかく。つけダレは、ポン酢に、オリーブオイルと玉ねぎのみじん切りを加えて洋風に。

監修:横倉恒雄さん

横倉先生顔写真

プロフィール:
医学博士。医師。横倉クリニック・健康外来サロン(港区芝)院長。東京都済生会
中央病院に日本初の「健康外来」を開設。故・日野原重明先生に師事。婦人科、心療内科、内科などが専門。病名がないものの不調を訴える患者さんにも常に寄り添った診療を心がけている。 https://yokokura-clinic.com/

監修 浜内千波さん

浜内先生顔写真

プロフィール
料理研究家。食生活コンサルタント。ファミリークッキングスクール主宰。テレビやラジオ、講演会、各種料理講習会、雑誌や書籍などで活躍。「料理は人を幸せにする」をモットーに、健康に留意した独創的なレシピ、人を惹きつけるコミュニケーションカに定評がある。 https://www.fcs-g.co.jp/

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