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CATEGORY : ダイエット ｜考え方
「細くてキレイな人と自分を比べてしまう」ダイエットの苦しみから抜け出すヒント【でぶみ・ゆうの出張授業１】
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SNSのフォロワー数20万人超のダイエットインスタグラマー でぶみ・ゆうさんの初の書籍『学校では教えてくれない「ダイエット」のこと』（ワン・パプリッシング）の出版を記念して、FYTTE出張授業（連載）がスタート！ 第１回は、「細くてキレイな人と自分を比べて落ち込んでしまう」という、ダイエッターならではの切実なお悩みがテーマです。ダイエットで苦しい思いをしないためには、「人と比べてしまう」気持ちとどう向き合えばいい？ ゆうさんの実体験をもとにした心を軽くするヒントを、ほっこり癒されるイラストとともにお伝えします！
Contents 目次
細い人もぽっちゃりさんも、みんな対等！ 自分の個性を愛して、人へのあこがれは活力に
こんにちは。でぶみ・ゆうです。
やせている友だち、モデルやアイドル、SNS上でダイエットの結果を出している人と自分を比べて、落ち込んでしまうことはありませんか？
私も同じで、細くてキレイな人とぽっちゃり体形の自分を比べて悩んでいたんです。20代の頃、脱毛サロンで働いていたのですが、同僚は細くてキレイで美意識も高い人ばかり。人と比べることで「自分はダメダメだなぁ…」と、気持ちが沈みがちでした。
振り返ると、学生時代から華奢なモデルさんにあこがれて、ずっと“細い至上主義”の考え方にとらわれていました。それで、モデルさんの体重を目指して極端な食事制限と食欲爆発（リバウンド）をくり返し、心も体もスカスカになってしまったんです…。
そんな、人と比べて自分を追い詰める考え方が変わったきっかけが、職場の同僚が悩みを打ち明けてくれたことです。
仕事、家族や友だちとの関係、恋愛のこと…「キレイな人も私と同じように悩みを抱えているんだ。目に見える容姿は人の一部分にすぎなくて、心はみんな対等。人それぞれ、強み・弱みがあるんだ」と気づきました。
それに、人と比べることは決して悪いことではなくて、人のいいところを見つけて肯定できるのは、すごくステキなこと。「嫉妬」のネガティブな感情は、考え方を変えれば「あこがれ」「尊敬」というポジティブな感情にもなると思います。
「矢印を人ではなくまず自分に向けて、今の自分、当たり前のことをたくさんほめてあげよう。自分の個性・魅力を愛して、人へのあこがれは向上心にしよう」と思えるようになりました。
細い人の体重ではなく、BMIを目安にして自分に合ったムリのない目標設定を
モデルさんの体重を目指して極端なダイエットをして失敗してしまった私の教訓のひとつが「自分に合う適正体重を知って、心と体の健康を第一にする」こと。
・そもそもダイエット（減量）の必要があるのか？
・ムリのない体重の目標設定
この2つの目安となるのが「BMI」です。
BMIは、肥満度を表す体格指数。下記のように、自分の「身長」と「体重」をもとにすぐ計算できるので、ぜひチェックしてみてください。
【計算方法】
体重（kg）÷身長（m）÷身長（m）＝BMI
※計算例…体重58kg、身長155㎝の場合、「58÷1.55÷1.55」でBMIは24
【肥満度の判定基準】
●BMI 25以上→肥満
●BMI 18.5～25未満→普通体重
●BMI 18.5未満→低体重
※上記は日本肥満学会の肥満度の判定の目安。BMIが普通体重の範囲内でも、筋肉量が少なく体脂肪率が高い「隠れ肥満」の場合もあります。
※成長期である小学生、中高生はBMIではなくローレル指数が目安になります。
「もっとやせなくては…」「全然やせない」と自分を追い詰めているフォロワーさんにBMIをうかがうと「18.5未満」ということがあり、すでにやせ過ぎている人も少なくありません。もしも細い人と自分を比べて苦しいダイエットをしていたら、体重の目標を低く設定し過ぎていないか、心と体の健康のために見直してみてください。
また、BMIの「普通体重」の基準を知ることで、「ふっくらした体形が自分に合っているかも」と気持ちが少しでもラクになったらうれしいです。
「BMIが24くらいで普通体重だけど、もうちょっと体重を減らしたい」という場合は、「適正体重のBMI 22」（健康的な体形）と「美容体重のBMI 20」（見た目がスリム）を参考にする方法もあります。
これはあくまでも目安なので、「体と心の調子がいいときの体重はどれぐらいかな？」と考えてみてください。
ダイエットは「知識」と「メンタル」が重要
今回は「人と自分を比べてしまう」というメンタルのテーマを取り上げました。私はダイエットの過程を楽しんで自分を好きになるには、「知識」と「メンタル」が重要だと考えています。
私の初の書籍『学校では教えてくれない「ダイエット」のこと』（ワン・パブリッシング）は、ダイエット仲間であるフォロワーさんからのリアルなお悩みが構成の柱になっています。
「メンタル」はダイエットを大きく左右すること。一般のダイエット本は食事や運動の方法がメインになっているものが多いと思うのですが、この本はメンタルを重視して「ダイエットを楽しんで自分を好きになるには」というテーマを１時間目（第１章）にしました。
・ダイエットのスイッチが入らない！
・自分を追い込まないとやせないの？
・体重が増えると焦ってしまう…
・「顔、丸くなったね」と言われてショック!!
・ダイエットをがんばれない自分が嫌いです
・ダイエットをすると「0か100か」の思考になってしまう
このようなお悩みに答えています。
「ダイエットで悲しい気持ちになったとき、この本を開いて心を軽くするヒントを見つけていただきたい！」…そんな思いを詰め込みました。
ぶたさんのイラストにほっこり癒されながら「ふ～ん、こんな考え方があるんだ」と、心をラクにする力になれたらうれしいです！
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