カリフラワーは、あまり日持ちしない野菜ですが、保存方法によっては長持ちさせることができます。そこで今回は、カリフラワーを冷蔵や冷凍で保存する場合のポイントを解説します。
Contents 目次
冷蔵方法と茹で方
すぐに使う場合
1.乾燥を防ぐために、軽く湿らせたペーパータオルを茎に巻きます。
2.ビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で立てて保存します。
memo
・熟成を促す成分「エチレン」に弱いため、エチレンを多く生成するりんごやトマトなどと一緒に保存しないようにしましょう。
すぐに使わない場合
カリフラワーは、鮮度が落ちると甘味やうま味、栄養などが低下しやすくなります。また、生のまま20℃以上のところに置いておくと花蕾(頭頂部のつぼみの塊)が開いてしまうため、すぐに使わない場合はできるだけ早く硬めに茹でて冷蔵しましょう。
<茹で方>
たっぷりの湯を沸かします。小麦粉を加えると、沸点が上がってより早く茹で上がります。白いカリフラワーは、湯に酢を少々、またはレモンの輪切りを3~4枚(レモン汁でも可)入れるとあくによる黄変を防いで、よりきれいに仕上がります。丸ごと茹で、茹で上がったら水にさらさず、ザルに広げて冷まします。冷めてから小房に切り分けます(※)。
※カリフラワーは丸ごと茹でたほうが小房に分けた時に崩れにくくなります。急ぐ時には小房に分けてから茹でてOKです。
<保存期間>
冷蔵庫で3~4日
冷凍保存の方法と茹で方
1.硬めに下茹で(蒸す、または電子レンジで加熱も可)して、水気をよく切ります。
2.冷めたら小房に分け、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保存します。保存袋に入れる前に、ラップを敷いたバットなどの上に広げて冷凍すると、短時間で凍らせることができ、食感の劣化を防げます。
<保存期間>
冷凍庫で約1カ月
<使い方>
冷凍したカリフラワーを使うときは、自然解凍、または電子レンジで解凍します。
最後に
カリフラワーの保存のコツを知って、冷蔵や冷凍で上手に使い切ってください。