冬はチョコレート、春はいちご…と、いつの季節もおいしそうなお菓子は私たちの心もお腹も満たしてくれるもの。“ダイエットに役立つ栄養クイズ”、今回のテーマは「お菓子」。海外のおいしそうなお菓子の話、和菓子のカロリーや抹茶の保管の方法など、幅広い知識をクイズでゲット!
Contents 目次
問題1 和菓子の材料で使う組み合わせで、一番カロリーが低いのは、次のうちどれ?
□薄力粉50g+上白糖50g
□上新粉50g+黒砂糖50g
□白玉粉50g+グラニュー糖50g
□道明寺粉50g+黒みつ50g
「道明寺粉50g+黒みつ50g」です
和菓子の主な材料のひとつは粉類です。小麦粉であれ米粉であれ、同じ量であればカロリーはさほど変わりません。つまり、組み合わせる甘味料の種類やあんこなどによって数値が変わるということ。上記の組み合わせは、上から370kcal、348kcal、371kcal、274kcal(そのうち粉類のカロリーは、すべて180cal前後)となるため、一番低い数値は「道明寺粉50g+黒みつ50g」となります。手作りするときなどは、分量を計量しますので、数値の目安にしてもらえたらと思います。
問題2 お菓子作りでよく使用する「抹茶」の保管場所としてあまりよくないのは次のうちどれ?
□冷蔵庫
□冷凍庫
□日光を避けた常温の場所
□日光の当たる常温の場所
「日光の当たる常温の場所 」です
抹茶を含め、お茶は高温、多湿に弱く、香りの強いものの近くに保管すると、においが移ってしまいます。したがって密閉容器などでの保管が望ましいです。また開封して早めに使いきるのであれば常温保存でもよいのですが、長い間保存する場合はできるだけ、低い温度の場所(=冷蔵庫や冷凍庫)の保存がおすすめです。ただし低い温度から高い温度の場所に移して、すぐに開封すると温度差で湿気を吸ってしまいますので、常温に戻して使用するのがおすすめです。
問題3 春や初夏などに色合いのよい「琥珀糖」。何が使われているお菓子だと思う?
□寒天
□抹茶
□柑橘類
□米粉
「寒天」です
「琥珀糖」(こはくとう)というお菓子を知っていますか? 「きんぎょくとう」などとも言われるもので、寒天液に砂糖を加えて煮詰めてから、小さくちぎって乾燥させた和菓子です。さまざまな色合いに仕上げることで、キラキラと光る宝石のようなかわいさがあります。また、乾燥させることで、表面はシャリシャリ、中はねっとりとした食感のお茶うけになる和菓子です。
問題4 フランス菓子店などで見かける、いちごを使った「フレジェ」とは、どのようなケーキのこと?
□いちごのムース
□いちごのチーズケーキ
□いちごのショートケーキ
□いちごのクッキー
「いちごのショートケーキ」のことです
フランス菓子屋さんに行くと、定番として置いてあることの多い「フレジェ」。これは春に見かけることの多いケーキで、一般的にはフランス版のショートケーキを指しています。ただし「フレジェ=いちご」という意味があるため、ショートケーキ以外のいちごのケーキにも、この名前がつけられていることがあるようです。
問題5 春に関連したフランス語で、ケーキの名前などにも使われている言葉は、次のうちどれ?
□シャルロット
□プランタニエ
□フラン
□フロランタン
「プランタニエ」です
春になると、「プランタン」や「プランタニエ」という名前のケーキがお菓子屋さんで並ぶことがあります。「プランタン」や「プランタニエ」には、「春」「春めいた」といった意味があります。そのため、この時期、いちごをメインとしたさまざまなケーキの名前として使われていることが多いのです。なお、「シャルロット」は筒状や帽子のような形のお菓子が多く、「フラン」は卵や牛乳を生地の中に流したお菓子。プリンに似ていますが、粉が入ることでモチっとした食感です。「フロランタン」は、クッキー生地にアーモンドをたっぷりとのせ、キャラメルでカバーした香りと食感のよい焼き菓子です。