問題１　「しそ」を10枚食べると、約何kcalになる？

□３kcal
□８kcal
□14kcal
□19kcal

約「３kcal」です

今が旬の「しそ」は、100ｇで32kcal。１枚＝１ｇ弱ですので、10枚（＝10ｇ）食べたとしても、約3.2kcalです。「しそ」には、体内に入った有害物質に過剰に反応しないようにする働きが注目された「α-リノレン酸」のほか、β-カロテンやビタミンＣ、カルシウムが豊富に含まれています。 一度にたくさん食べるのは、なかなか難しいかもしれませんが、「しそ」のさわやかな香りは、夏バテで食欲がない人には食欲を刺激する効果もありますので、薬味や常備菜などとして、毎食でも食卓に上げたい野菜です。

問題２　「赤しそ」と「青しそ」を比べたときの内容で、間違っているのは、次のうちどれ？

□赤しそのほうが、ポリフェノールを多く含んでいる
□赤しそは、梅干し作りに使用することがある
□赤しそのほうが、香りが強く、生食に向いている
□赤しそは、酢などと組み合わせると色鮮やかになる

「赤しそのほうが、香りが強く、生食に向いている」です

しそには、「青しそ」と「赤しそ」があります。「赤しそ」は、６～７月頃に出回り、梅干し作りに使用したり、煮出して梅ジュースなどを作ったりすることができます。また、クエン酸や酢などと組み合わせると、鮮やかな赤色に発色します。ただし「青しそ」に比べて、アクやえぐみが強いため、生食には、あまりおすすめできません。

問題３　韓国料理などで登場する「えごま」。「えごま」と「しそ」の違いについて、間違っている内容は、次のうちどれ？

□「しそ」も「えごま」もシソ科の仲間である
□「えごま」の葉の輪郭は、丸みがある
□「えごま」のほうが、葉がかたい
□「しそ」と「えごま」の香りの成分は同じである

「『しそ』と『えごま』の香りの成分は同じである」です

「しそ」と「えごま」は、葉の輪郭を比べると、「えごま」には丸みがあるのに対して、「しそ」は、ギザギザとしています。それ以外の見た目はとても似ており、同じシソ科の仲間です。ただし味わいや料理の用途などは、大きく異なります。「えごま」のほうが、葉に厚みがあり、韓国料理などで、肉などを包むときに使われることが多いです。「しそ」のようなさわやかな香りはありません。一方「しそ」の葉の厚みは薄く、香りもすっきりしていますので、手でちぎったり、細かく刻んで使用したりなど、薬味としての用途が大きいです。

問題４ 「大葉」の説明として正しいものは、次のうちどれ？

□「しそ」と「大葉」は全く同じものを指している
□「大葉」は、大きめの「青しそ」のことを指す
□「大葉」は「青しそ」の葉の部分のみを指す
□「しそ」は薬味用、「大葉」はそのまま食べるという違いがある

「『大葉』は『青しそ』の葉の部分のみを指す」です

「しそ」のことを、「大葉」と言ったりもします。「しそ＝大葉」と考えても問題はないのですが、本来「しそ」とは、「青しそ」と「赤しそ」の両方を含めた言葉であり、これに対して「大葉」とは「青しそ」の葉の部分を指す言葉のようです。もともとは「青しそ」の葉を束ねて「大葉」という商品名として売られていたようで、販売のために生まれた名前とも言われています。

問題５ 東北地方の郷土料理に、「しそ巻き」というものがあります。何を巻いていると思う？

□鶏ひき肉
□ちくわ
□みょうが
□みそ

「みそ」です

「しそ巻き」は東北地方の郷土料理のひとつです。地域や家庭によって味つけなども違うようですが、一般的には、くるみみそや唐辛子みそなどをしそで巻いて、ようじでさし、油で焼いたり揚げたりして作ります。おやつやお酒のおつまみにもなるもので、家庭だけでなく、店頭で売られているポピュラーな一品のようです。