問題１　ゆでそば１玉（＝200ｇ）のカロリーと同じくらいのご飯（白米）の量は、次のうちどれ？

□100ｇ
□165ｇ
□200ｇ
□225ｇ

「165ｇ」です

売られている「そば」には、ゆでそば・生そば・乾そば・冷凍そばなど、さまざまな種類があります。なかでも「ゆでそば」は、さっと湯がくだけで手軽に食べることができますね。１玉の分量を200ｇとした場合、カロリーは260kcalです。ご飯（白米）のカロリーは、上から156kcal、257kcal、312kcal、351kcalとなるので、ゆでそば200ｇと、165ｇのご飯が同じほどの数値ということになります。ご飯165ｇは、ご飯茶碗1杯強になる分量です。

問題２　乾麺の「そば」100ｇは、ゆでると何ｇの「ゆでそば」になると思う？

□約160ｇ
□約220ｇ
□約260ｇ
□約300ｇ

「約260ｇ」です

手軽さで言えば、問題１でとり上げた「ゆでそば」がまさりますが、保存がきくという点では、常備しておける「乾麺」は便利です。さて、100ｇの乾そばをゆでると、約2.6倍になるので、260ｇのゆでそばができ上がります。一般的に売られている、ゆでそばや冷凍そばの１玉分より、少し多めとなりますが、乾麺のよい点は、使用する分量を調整できるところですので、カロリー調整をしたい人に乾麺はおすすめです。

問題３　乾麺の「そば」100ｇには、2.2ｇの塩分が含まれています。ゆでると何ｇの塩分量になると思う？

□約0.3ｇ
□約1.0ｇ
□約1.4ｇ
□約2.0ｇ

「約0.3ｇ」です

「そば」に限らず、そうめんやうどんなどの乾麺には塩分が含まれています。ゆでることで、この塩分がゆで汁に抜けますので、そのままの塩分量が口に入るわけでは、ありません。乾そば100ｇには、2.2％の塩分が含まれています。ゆでることで、めんは2.6倍の260ｇになり、含まれる塩分量は約0.1％となりますので、260ｇのゆでた麺に含まれる塩分は、約0.3ｇになります。

問題４　「そば」には、「ルチン」という成分が含まれます。ルチンは、次のうち、どの仲間にあたると思う？

□アミノ酸
□脂肪酸
□糖質
□ビタミン

「ビタミン」です

「そば」には、「ルチン」という成分が含まれています。ルチンはビタミンＰの一種です。ポリフェノールの仲間でもあり、そば以外にも、あんずや柑橘類などにも含まれる成分です。ビタミンＣとともに働き、毛細血管を強化し、血圧の上昇を抑える効果などもあるので、血圧が高めの方には、おすすめです。ルチンは水溶性で、ゆで汁に流れ出てしまうため、そば湯などを飲むと、より多くとることができます。

問題５　「そばがき」という、そば料理と深い関係がある調理法は、次のうちどれ？

□ゆでる
□蒸す
□練る
□揚げる

「練る」です

そばがきを食べたことはありますか？ そば粉に水や湯を加えて、よく練り合わせて作るものです。そばつゆと同じような、しょうゆベースのつゆでいただくことが多いですが、汁ものの具材として使用することもあります。そばの香りが、とてもよく感じられるので、そば好きな方に多く好まれる一品です。