バレンタインも近づいてきて、お菓子を手作りしようかなと思っている人も多いかもしれません。“ダイエットに役立つ栄養クイズ”、今回のテーマは「お菓子」。パルミエ、ブッセ、ガレット・デ・ロア…、フランスのお菓子を中心に、心の栄養に役立つクイズをお届けします!
Contents 目次
問題1 フランスのパイのお菓子「パルミエ」は、どんな形をしていると思う?
□丸いマーブル状
□棒状
□ハート型
□葉っぱの形
「ハート型」です
「パルミエ」はフランスで生まれた焼き菓子のひとつです。薄く伸ばしたパイ生地を両端から中央まで折りたたみ、最後に両端を重ねるように半分に折って、それをスライスして焼き上げます。「ハート」のような形をしている、とてもかわいらしいお菓子です。「パルミエ」とは、フランス語で「ヤシ」を意味する言葉です。ヤシの葉のような形をしていることから、この名前がついたようです。
問題2 「ブッセ」と呼ばれるフランスの焼き菓子と、深い関係があるものは、次のうちどれ?
□アーモンド
□ショートニング
□カスタードクリーム
□メレンゲ
「メレンゲ」です
「ブッセ」というお菓子を知っていますか? 「ブッセ」はフランス語で「ひと口の量」といった意味。「ビスキュイ生地」と呼ばれるふんわりした生地でクリームやジャムをはさんだ、ひと口サイズのお菓子です。ビスキュイ生地は、全卵を混ぜて作るのではなく、卵黄と卵白を別々に泡立てて作ります。焼き上げたときに、外側はサックリ、中はふんわりとした軽い食感に仕上げるためには、生地作りのときの、卵白を泡立てて作る「メレンゲ」がとても重要な役割を果たします。似たお菓子に「ダコワーズ」という焼き菓子もありますが、これは生地にアーモンドを加えて作るのが特徴です。
問題3 「チュイール」というお菓子は、次のうち、どの仲間になると思う?
□パウンドケーキ
□クッキー
□メレンゲ菓子
□発酵菓子
「クッキー」です
「チュイール」はクッキーの仲間です。小麦粉やバター・砂糖・卵白・アーモンドなどを使用した、フランス風の薄焼きせんべいのような感じで、パリッとした歯ごたえがあります。ただし形は平らではありません。焼きたての生地を、熱いうちにカーブのある型や、めん棒などに乗せて形を整えるのが特徴です。チュイールとはフランス語で「瓦」や「タイル」を意味しています。カーブした形が屋根を表していると言われています。
問題4 フランスの焼き菓子は、大きく「フールセック」と「ドゥミセック」に分けられます。次のうち、「ドゥミセック」ではないお菓子はどれだと思う?
□サブレクッキー
□マドレーヌ
□フィナンシェ
□フォンダンショコラ
「サブレクッキー」です
フランスの焼き菓子は、大きく「フールセック」と「ドゥミセック」の2種類に分けられます。「フールセック」は、〈「フール」=オーブン、「セック」=乾いた〉という意味があります。いわゆるオーブンで焼いたお菓子を指しますが、しっかりと火が入っているクッキー類などが、これにあたります。一方「ドゥミセック」は、〈「ドゥミ」=半分〉という意味で、「半分乾いた」というところからもわかる通り、しっかりと焼ききってはいない、しっとりとしたお菓子を指します。「マドレーヌ」や「フィナンシェ」「フォンダンショコラ」などは、この種類に入ります。
問題5 「ガレット・デ・ロワ」というパイのお菓子は、フランスでは何月に食べるものとされていると思う?
□1月
□4月
□10月
□12月
「1月」です
最近は、いろいろなお菓子屋さんで見る機会が増えた「ガレット・デ・ロア」。これは、アーモンドクリームを中に入れたパイのお菓子です。フランスではガレット・デ・ロアを新年に食べる風習があり、多くのお店ではクリスマスが終わった頃から出回り始めます。クリームの中に人形のフェーブ(小さな陶器製の置物)が入っており、これに当たった人には幸運が訪れるという言い伝えのあるお菓子です。なお、フランスでは公現祭というカトリックのお祭りが行われる1月6日に食べるそうですよ。