養生ダイエットコンサルタントのEllyさんの著書『自然やせ力 運動オタクが運動やめたら-10kg! やせ細胞を120%呼び覚ます養生』(Gakken)が大人気。前回に続き、Ellyさんが実際に食べている養生飯「Elly飯」をご紹介します。今回は、東洋医学の考え方のもと、太りにくい体づくり&ダイエット中の食べ方についてお届けしていきます!
Contents 目次
「Elly飯」その1、やせる食べ方決定版!「ハレの日・ケの日」
春から夏にかけては、冬の間にため込んでいた不要なものを外へ出すチャンス! 気温が上がって体も動きやすくなります。運動も大事ですが、ダイエットではしっかり栄養をとることも大切。そこで、ダイエットコンサルタントのEllyさんに、食べてやせる方法を教えてもらいました。
この記事では、Ellyさんのコメントを交えて、ダイエット成功に導く食べ方のコツと実際にEllyさんが食べている食事をお届けしていきます。
「私の“自然やせ力”をアップする献立をおさらいします!週4~5日は、“体の機能回復食=ケの日”としています。この日は内臓を休ませる、血液をサラサラにする、代謝を上げることに特化しています。もちろん、それ以外もあります。週2回くらいは、外食をしたり、好きなものを食べて楽しみます。この日を“楽しむ食事=ハレの日”と設定しています。
人生には判断力が大切です。だからこそ、日常生活の食では迷わない。食に対する明確な判断基準があると食べものを選ぶ迷いがなくなります。迷いはエネルギーを消耗しますので、人生の大切な岐路に立ったときのために温存しておきましょう」(Ellyさん、以下同略)
「ケの日」におすすめのメニューはこちら。
・イワシの照り焼き
・具だくさんみそ汁(根菜・まいたけ)
・おかかしょうが
・おかか昆布
・ハトムギ玄米
・納豆
「“ケの日とハレの日”の概念は、迷いがなくなるので、人生においてもとてもラクになりますよ」
「Elly飯」その2、簡単にダイエットするコツ
続いては、健康的にダイエットする食事のコツをご紹介します。
「あれこれと調味料や油の種類を増やすと、使うのも片づけるのも保管するのも大変じゃないですか?私はとくに料理は苦手。なので、できるだけ手間をかけたくない、と思っています。だから、取り扱う食材の種類は少ないほうが断然いいんです!
私が使っている基本調味料は、しょうゆ・みりん・みそ・塩・だし(無添加・糖類なし)
です。油はオリーブオイルとゴマ油の2種だけ。これを押さえれば、誰が作っても、いつ作っても、何を作っても、太りにくい味つけになります。これを“味つけの仕組み化”と言っています」
おすすめのメニューはこちら。
・3種アスパラのグリル(レッド・グリーン・ホワイト)
・大根のグリル
・ミニトマトのグリル
・おかか昆布
・具だくさんみそ汁
・おかかしょうが
・ハトムギ玄米
「Elly飯」その3、ダイエット中の油の使い方
最後はダイエット中の油の使い方です。
「わが家では、魚のソテーをよく作るのですが、油はほんのちょっとしか使いません。3人分で小さじ1くらいです。使う油は前項でも紹介しましたが、オリーブオイルとごま油の2つのみ。
油は細胞膜の材料にもなるので、少なすぎはいけない、と言われますが、抽出した油は、ほんのちょっとでいいんです。そのぶん、素材からとるようにしています。
たとえば、お魚(DHA・EPA)、玄米、大豆製品、ごま、ナッツなど。素材に含まれる油は、効率的に使われますし体に入っても固まりません。ちなみに、サラダ油は種類によっては、太りやすく、老化しやすいので使う際は気をつけてくださいね」
おすすめのメニューはこちらです。
・サワラのソテー
・芽キャベツと根菜のみそ汁
・ほうれん草のごま和え
・おかか昆布
・ハトムギ玄米
日々の食べ方を見直して、とり入れる調味料を仕組み化することができれば、健康的に太りにくい体が作れそうです。毎日の食事にとり入れて、健康的に「やせ力」をアップ!
参考元:Elly Instagram
https://www.instagram.com/elly_bodymake_oriental/?img_index=1