今日、8月5日は「発酵の日」。食品メーカーのマルコメが、発酵食品の魅力を広く知ってもらうために制定したものです。今回は発酵の日にちなんで、FYTTEでもおなじみの発酵食品ソムリエ・スーパーフードエキスパートの高木沙織さんのレシピより、夏に食べたい発酵レシピ3つを改めてご紹介します!
Contents 目次
ひんやりおいしい! 豆乳ヨーグルトで作るヘルシー「ヨーグルトバーク」
<材料/15×20cmのバット1台分>
・豆乳ヨーグルト(無糖/水切り前) 400g
・はちみつ 大さじ2~2.5
※ はちみつは、1歳未満の乳幼児には食べさせないでください。
・キウイ 1/2個
・オレンジ 1/4個
・ブルーベリー、いちご(冷凍) お好みの量
ブルーベリーといちごは、キウイとオレンジのすき間を埋める程度にお好みで加えてみてください。
<作り方>
【下準備】
まず、水切りヨーグルトを作ります。ざるにキッチンペーパーを2枚ほど敷き、その上にヨーグルトを乗せましょう。ざるの下に受け皿を置いたら、冷蔵庫で2~3時間以上こします。キウイとオレンジ、いちごは薄切りにカット。完成後のヨーグルトバークの厚さは2cmほどなので、フルーツは薄くスライスするのがおすすめです。
1.水切りヨーグルトにはちみつを加えて、よく混ぜます。
2.バットの上にクッキングシートを敷き、水切りヨーグルトを流し入れたら表面を平らにならします。
その上に、フルーツを飾りましょう。それぞれのフルーツをバランスよく配置する&フルーツはギューッと押し込まずに断面を見せることがポイントです。
3.2の上にラップをし、上から軽く押したら冷凍庫で3~4時間冷やし固めます。
4.固まったら、手で適当な大きさに割って完成! 手で割れない場合は、包丁で切ってもOK(硬いのでケガには注意!)。
夏こそ腸が喜ぶ食事! みそと酒粕、キムチの3種の発酵食品を使ったおみそ汁
<材料 2人分>
・水 400cc
・酒粕 40g
・みそ(だし入り) 大さじ1 1/2
・豚肉 50g
・キムチ 50g
※煮込む分30~40gと、完成後に追いキムチをする分でわけておきます。
<作り方>
【下準備】
豚肉は事前にフライパンで炒めておく。自宅に塩麹がある人は、30分~1時間ほどつけ込んでから焼いてみてください。
1.分量の水を鍋に入れます。それを火にかけ、温まってきたら、おたまで少量をすくい、ボウルに入れた酒粕にかけて固まりがなくなるまでよく混ぜます。ここでは、板状になった“板粕”を手で小さくちぎったものを使用していますが、ブロック状になったバラ粕を使う場合も同様に、お湯を加えてやわらかくしておくと、ダマやかたまりがなくなめらかな口当たりに仕上がります。
2.(1)を鍋に戻し、ふたたび火にかけたら、みそを加えます。
3.みそが溶けたら、あらかじめ炒めておいた豚肉を加えます。自宅に塩麹がある人は、30分~1時間ほどつけ込んでから焼くと、酵素の力でうま味がでるうえに、豚肉がやわらかくなりますよ。あとは、キムチを入れて、弱火で沸騰寸前まで煮込むだけ。
4.お椀にうつしたら、追いキムチ(いりごまをふりかけてもOK)をして完成! キムチを入れることで、塩味・辛味が加わるため、みその量はふだんより少なめでもいいでしょう。お好みで、味を調えてみてください。
食欲増進&疲労回復に! 3つの材料を混ぜるだけ! 発酵調味料「酢みそ」
<材料/作りやすい分量>
・酢 大さじ1
・みそ 大さじ1
・砂糖 大さじ1/2
※この基本の配合をベースに、メニューに合わせて分量を増やしてみてください。
<作り方>
酢みその作り方は、超簡単!
酢とみそ、砂糖をボウルに入れて混ぜ合わせれば完成です。あとは、お好みの食材に和えたりかけたりするだけ。
例えば、「たことわかめの酢みそ和え」。
定番の刺身こんにゃくとの組み合わせは、まず間違いなし。
意外や意外、赤身魚のまぐろとも相性がいい! いつもしょうゆをつけている人は、気分を変えて食べるのにもおすすめです。
いかがでしたでしょうか。
ダイエットにも腸活にも免疫力アップにもおすすめの発酵食品。発酵の日にちなんで、今日は発酵食品づくしのメニューにしてみるのもいいかもしれませんね! FYTTEには、ほかにもいろんなレシピが載っていますので、ぜひ、参考にしてみてください。
*写真はすべて本人によるもの