美容やダイエットのため、多くの人が活用しているスムージー。使う材料によって、その効能はさまざまですが、今回はダイエット効果が期待できるスムージーをピックアップ。漢方薬・生薬認定薬剤師の村上百代先生によると、おすすめはブルー(グリーン)とイエローのスムージーなのだそう。その詳しい効果とレシピをご紹介します。
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ブルーとイエローの役割とは?
今回のカラースムージーの理論は、東洋医学の基本となる考え方「五行思想」に基づいています。この五行思想は世の中のすべてのものを5つに分けることができるという考えで「肝木(青)・心火(赤)・脾土(黄)・肺金(白)・腎水(黒)」の5つに分類されています。
五行は「春夏秋冬」の四季と真ん中の「土用」を加えた5つの季節も示します。その時期の流れに沿って生活することでより健康的に過ごすことができ、五行に分類された食材をとることも体にいいこととされています。
今回はダイエットというテーマで、食材の栄養と色の効果の組み合わせからなる2色のスムージレシピをお届けします。
ダイエット力を高めるスムージーの魅力
スムージーの魅力は野菜ジュースとは異なり、皮や種も丸ごとミキサーにかけるので食物繊維や栄養素が豊富です。市販のジュースは加熱処理や糖分が含まれているため、栄養の面で大きな差が出てきます。
ミキサーを使ってつくるスムージードリンクは材料を用意したらミキサーに入れてスイッチON。材料の粒がなくなり、なめらかに混ざったら完成です。
続いては、「イエロースムージー」と「ブルー(グリーン)スムージー」の作用と、おすすめの食材の組み合わせをご紹介します。