ダイエットが失敗する人に共通するのは続かないこと。どうしたら続けられるのか、ダイエットにいい習慣を毎日忘れずに行うコツとは? 習慣化コンサルタント・古川 武士さんにお話をお聞きしました。
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どうして三日坊主になってしまうの?
ダイエットを始めるのは簡単、でも続けることが一番大変ではないでしょうか。どのような食事も運動も1日で結果が出るものはないですよね。結果を出すのもザセツしてしまうのも習慣にできるかどうか。習慣にすることで、ダイエットを達成する確率が高まります。何をしても三日坊主になってしまうという人、ダイエットが続かないことには理由があったのです。
今回は習慣化コンサルタント・古川 武士さんにダイエットが続かない理由と習慣化について教えてもらいます。
三日坊主になるのは「習慣引力」が原因
まずダイエットを成功させるために、どうして新しい習慣が身につかないのかを知っていきましょう。
まず私たちの本能には、安心・安定を保つため「いつも通り」を維持しようという力が働きます。この「習慣引力」が、新しい変化をやめさせようと抵抗し、いわゆる三日坊主になってしまうのです。習慣引力をできるだけ小さくし、無意識的な習慣にしていくのがダイエット成功の近道。
習慣引力をできるだけ受けずに、ダイエットを継続するには?
「ダイエット継続のためには2つ方法があります。一つにはレコーディングダイエットのように数字を記録する方法です。ダイエットに限らず、人間は数字を見せられると改善したくなる特性があるので、糖質制限であればその行動を記録して管理することで、習慣にする力が強くなります」と古川さん。
例えば、お昼と夕飯ともにご飯は茶碗半分にするというルールを決めたら、それをできたかどうか記録していきます。
「ルールはあまり複雑にすると覚えていられなくなってしまうので、なるべくシンプルなルールを決めるのがコツです。最初の3週間は習慣引力が強いので、このくらいで続けていくのがベターです」(古川さん)
そしてもう一つは、「タイミングを決めておくのがポイント。白湯習慣なら、必ず朝とか、ストレッチなら夜寝る前というに、いつするかを明確にしておかないと、なかなか習慣にするのは難しくなります」(古川さん)
では新しい習慣が身につくまでどのくらいかかるものでしょうか。