電子レンジで温めるだけのパックごはん。手軽にホカホカのご飯が食べられて、常備食に欠かせませんよね。パックごはんは白米が主流ですが、無印良品では雑穀米やジャスミン米も登場しています。雑穀米はヘルシーなカフェランチ風に、ジャスミン米はカレーなどエスニックな料理にぴったり! 今回はこちらの2品をレビューしていきます。
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ほのかな甘さがおいしい雑穀米
無印良品の「温めて食べるパックごはん 雑穀米 180g(1人前)」は、電子レンジでチンするだけの手軽なパックごはん。国産のうるち精米に発芽玄米、押麦、古代米の一種、黒米、赤米を合わせています。
電子レンジが500W、600Wの場合は、約2分ででき上がります。雑穀たっぷりで一粒一粒がふっくら。全体的に赤飯のようにしっかり色づいています。
食感は白米を食べているのとあまり変わりなく、ジューシーでいろんな種類の雑穀が入っていても、ところどころ硬いものが入っていたりしないので、食べやすいです。
もちろん味は素朴なご飯の味なのですが、噛むほどに雑穀の味わいが口の中に広がって、ほのかな甘さが感じられます。まるであんこのお餅を食べているかのよう。粗食がいいときはこの雑穀米にお茶だけという食べ方もできます。
和食はもちろんのこと、ハンバーグなどをじょうずに盛り付けて、カフェランチ風にすることもできそうですし、栄養価があるので、おにぎりなどパッと摂取できる“パワー飯”にも重宝しそうです。
スープやカレーに合うジャスミンライス
タイの最高級米といわれるジャスミンライス。アジア料理店で食べた経験があるかもしれませんが、こちらもパックご飯だと手軽に食べられて、いいですね。
パックのジャスミンライスを温めると香ばしい匂いが!ジャスミンライスは香り米といわれ、この香りが特徴です。とはいってもフローラルなジャスミンのアロマが香るのではなく、お米のおいしそうな香りです。
ジャスミンライスは日本のお米に比べて、粘り気がなく、長細い形の粒となっていて、この形や質感がカレーやスープとよりからみ合います。スープ系のカレーには白米よりも粘り気のないジャスミン米のほうが好相性です。
ジャスミンライスをあまり食べたことのない友人も「食べるともちっとして、おいしさがある。思ったよりもパラパラしていない」「さっぱりして何にでも合いそう」と話していました。
確かに思ったよりパラパラしていなく、白米のようなモチっとした食感もあり、さらにお米のおいしさもあります。表面がさっぱりしていて、白米よりもあっさり食べられる感じはありました。
ご飯好きの人にはもちろん、雑穀米やジャスミンライスが食べ慣れないという人にも食べやすいと思います。写真はおよそパックの半分ほどの量なので、軽く食べたいときはシェアして食べることもできる量です。
無印良品
温めて食べるパックごはん 雑穀米 180g(1人前)290円
温めて食べるパックごはん ジャスミン米 180g(1人前)290円
文・写真/庄司真紀