今年もあと半月あまり。忘年会シーズンへ突入!月末は納会・年が明ければ新年会と、飲んだり食べたりのシチュエーションには事欠きません。でも、「食べすぎで太っちゃう…」と心配しているあなた、内側からのキレイをめざす、インナービューティープランナーの矢野さんに、太らないための習慣について教えていただきました。
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■会は楽しみながらも、体型は維持したい!
楽しい雰囲気に、ついつい連日、食べ過ぎ・飲みすぎてしまうことが多いこの季節。「仕事関係の飲み会だから断れない」「この時期だけだから・・・」というシーンに心当たりはありませんか? そんな日が続くと、昼まで頭がボーッとする、調子が上がらない、お腹も気づけばぽっこり・・・という方も多いのではないでしょうか。
そんな飲み会シーズンの体のコンディションは「食べ方」ひとつで大きく変わります。そこで、忘年会ラッシュが始まる前に抑えておきたい「年末年始の食事術」についてお伝えします。
【1、ランチには、野菜・魚を食べる】
飲み会当日のランチにおすすめのメニューは焼魚、煮魚、刺身などの魚を使った和定食。魚に豊富な良質の「たんぱく質」は肝機能を高め、二日酔いの原因となるアセトアルデヒドの分解を促進する働きがあります。
またメニューを選ぶときには。お浸しなどの野菜の小鉢や野菜の付け合せがついているものを選びましょう。また、飲み会はどうしてもカロリーオーバーになりがちなので、ご飯を少なめにすると、なおいいでしょう。
摂取エネルギーが増えるぶん、この時期は消費エネルギーも意識的に増やしたいところ。飲み会の前にいつもより多く歩いたり体を動かしたり、ジョギングをすることは効果的です。会社員の方であれば通勤時間を利用してひと駅分多く歩く、できるだけ階段を使う、休憩時間に会社の近くをウォーキングしてみるなどできる範囲で体を動かしましょう。
【2、飲み会の際のメニューの選び方。気をつけるべきは「おつまみ」】
居酒屋メニューは、揚げものや味つけの濃いものなど全体的にカロリーが高いものが多く、それほど食べていないつもりでも知らず知らずのうちに摂取エネルギーが増えてしまいがちです。飲み会ではおつまみのカロリーをどれだけセーブできるかが重要です。ポイントは3つほどあります。
ポイント1 「定番おつまみ」を賢く利用しよう!
居酒屋の定番おつまみで、特におすすめしたいのが枝豆です。低カロリーながら、食物繊維が糖質や脂肪の吸収をゆるやかにしてくれるので、飲み会の最初に食べるのは理にかなっているのです。食べているうちに空腹も落ち着くので食べ過ぎ防止にもひと役買ってくれます。また、アルコールの分解に必要な「たんぱく質」、「ビタミンB1」も多いのもうれしいですね。このほか豆腐も、高たんぱく低カロリーで、「ビタミンB1」が豊富です。また、貝類やタコ・イカに含まれる「タウリン」という成分には、アルコールを分解する働きもあるので飲み会のおともにはぴったりの食べものです。
ポイント2 調理方法がポイント!今の時期ならではの、あのメニューがオススメ
当たり前のことですが、料理は油っこくこってりとしたものよりも、さっぱりとしたものを選んだほうが太りません。魚であればお刺身がベスト、酢の物、焼き鳥であればタレより塩、海藻がたっぷりとれるサラダのチョイス、また野菜をたっぷり、スープで栄養素をあますことなくいただけるお鍋がこの時期おすすめ(水炊き鍋がベター)です。
ただ、カロリーばかり気にしておつまみを選んでいると、楽しいはずの飲み会が苦痛なものになってしまいます。揚げものなど高カロリーなものが食べたい場合は、1~2品に厳選して注文するとよいでしょう。
ポイント3 料理を選べない場合は「食べ方」でカバー
飲み会では、決まったコース料理が出される場合も多いでしょう。そういうときは「食べ方」がポイントとなります。
太らない食べ方の基本は、まずはサラダなど野菜から食べること。野菜に含まれる「食物繊維」は、脂肪・糖質の吸収をゆるやかにし、満腹感をコントロールすることができます
満腹感を感じる前のドカ食いを防ぐためには「時間のかかる食べ方」をするのが効果的です。お箸で料理を口に運んだら、一旦お箸を置いて、ひと口ひと口をしっかりよくかんでから食べる。所作も美しく見えて一石二鳥の食べ方です。
ここまで飲み会シーズンにおすすめの「食べ方」についてご紹介をしました。
これからのシーズンも食べ方に少し工夫をして楽しんで、体型と体調をキープしてきましょうね。