二日酔いの日や胃腸をいたわりたいときには、やっぱり雑炊ですよね。日本の家庭料理の定番ですし、年末年始は特に出番が増えそうです。でも、いざ雑炊を作ろうとしたら、「ご飯がない…」という経験ありませんか。ご飯がないときでも雑炊が食べられるのが、フリーズドライ。今は即席の雑炊もあるんです。
今回は、カルディで見つけたアマノフーズの『炙りかに雑炊』と『炙りさけ雑炊』を食べてみました。
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炙ったカニが高級感
食べ過ぎや飲み過ぎが続く年末年始に、重宝しそうなのが即席でできるフリーズドライの雑炊です。
胃腸にも優しく体も温まって、体調不良時の回復食にもなりますね。
質素な雑炊ですが、カルディで見つけたアマノフーズの『炙りかに雑炊』と『炙りさけ雑炊』は炙った魚介のちょっと高級感のある雑炊です。
フリーズドライのスープの1.5倍くらいの大きさ。丼に入れたら、お湯を注いででき上がりです。瞬く間に雑炊ができ上がります。
『炙りかに雑炊』は国産米に直火で炙ったかにのほぐし身を入れ、魚介や野菜のだしでじっくりと炊きあげています。
お湯を注ぐとすぐにふわふわっとご飯の形状に戻され、“雑炊”になっていきます。原材料をみると、かに、カニカマ、かにエキス、カニガラパウダーなども入っており、まさにカニづくし。
かにのだしの香りがふわっと上ってきて、見た目にもカニカマの鮮やかさがおいしそうな一品です。
だしは薄めでカニの風味が生かされた味わい。ご飯は柔らかく、煮込んだようなご飯の質感です。さらさらとしていて、食べやすいです。
ねぎも入っていますが、意外と大きくてシャキシャキとしています。
しっかりした味つけで炙りさけの存在感も
もうひとつの『炙りさけ雑炊』は、直火で炙ったさけのほぐし身が入っています。さけほぐし身は雑炊の中に、ちゃんと多めに入っていて味にもさけの存在感があります。
雑炊はおなじみですが、こちらも魚介や野菜のだしが味に奥行きを与えていて、自宅の雑炊とは違ったプレミアム感があります。
ちなみにだしはたいエキス、さけエキス、ちりめんエキス、魚介エキスパウダー、オニオンエキスパウダー、しいたけエキスパウダー、こんぶ粉末などふんだんに魚介系と野菜系がミックスされています。
かにと比べると、さけのほうがしっかりした味。かにのほうが風味だとすると、さけは塩味という感じです。
かには81kcal、さけは85kcalと低カロリーですが自炊で作るのと同じくらいの分量があり、腹持ちもいいです。
ご飯メニューなので、いざというときの備えにもなります。
アマノフーズ 炙りかに雑炊 1食分 170円(税込)
アマノフーズ 炙りさけ雑炊 1食分 170円(税込)
文・写真/庄司真紀