元祖食べるスープといえば具だくさんのみそ汁ですが、即席のみそ汁は具材が少なめ。申し訳程度の具材に「食べ足りない…」というときありますよね。
無印の「食べるスープ」シリーズにはみそ汁も2種あります。その名の通り具材も多めです。今回は無印良品の「食べるスープ 海苔とオクラの味噌汁」をレビューしていきます!
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食べるスープのような、食べるみそ汁
無印良品の「食べるスープ 海苔とオクラの味噌汁」は「調味みそ」と「具」が入っていて、これをお椀で合わせて、熱湯を注ぎます。
よくある即席みそ汁ですが、具材が多い具だくさんな食べるみそ汁というのがうれしいポイント。
ご飯とみそ汁という組み合わせでもいいのですが、食べるスープとして、みそ汁だけでも満足できる一品です。
具材は海苔とオクラ、ヒトエグサ(海藻)、お麩です。
海苔は細かく刻んだ状態でたっぷり入っていて、お湯を注ぐと、この磯の香りがふわっと広がります。
みそは麦みそと米みそをミックス
お椀いっぱいに海苔がとろけて、海苔のおいしそうな香りに、まるで浜辺の民宿で出される朝食のよう。
オクラはシャキッとしていて、存在感があります。独特のネバネバも若干あり、ドライ感を感じさせません。
具材はすべて和のものですが、あまりみそ汁の具に海苔を使うことがないので、非日常感を味わえます。
加えてみそ汁だけにみそにもこだわりがあります。
みそは麦みそと米みそを合わせたもので、これがまたじつに豊かな味わいです。
白系のみそで、まろやかな甘みがあります。
即席のみそ汁はみそがしょっぱいと感じるものが多く、ふだんはシェアして食べるのですが、このみそ汁ではその必要がありません。
スーパーに行けばさまざまなみそ汁がありますが、ひと味違うのが無印のみそ汁。お値段から見ると、割高ではあるものの、それでも香り豊かで味わい深く、味に即席っぽさがないのがいいです。
このところみそ汁の健康効果が取り上げられていますし、食べるスープの位置付けで夜食にもおすすめ。特に疲れたときは心まで満たしてくれること間違いなしです。
無印良品 「食べるスープ 海苔とオクラの味噌汁」 48.3g(3食分) 350円
文・写真/庄司真紀