フランスの家庭料理店やフレンチカフェで定番のガレット。専門店もあり日本でも人気がありますね。ガレットはそば粉のクレープ料理でお食事系にもデザートにもなります。そば粉をもとにして作りますが、家で作ることってあまりないはず。最近はガレットを簡単に作れる「ガレットミックス」が登場していますよ。今回はカルディのガレットミックスを使ってみました!
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水だけで簡単にガレット生地ができる
ガレットはフランスのブルターニュ地方の郷土料理。クレープの隅を折って四角にしたお料理を見たことがあるかと思います。
そば粉のクレープで卵やハム、じゃがいもなど具材を包んだり、デザートとしてアイスやシロップをトッピングしていただくのが定番。
ワンプレートの朝ごはんやランチなど軽食にぴったり。お店で食べるものと思っていましたが、家でできたらうれしいですね。
カルディのガレットミックスは水だけでそばクレープが簡単に作れます。
原材料はそば粉、澱粉、米粉、卵白、食塩、トレハロース、D-キシロースとなっています。
薄く広げて、こんがりと焼き目をつける
生地を作る手間が格段に省けるガレットミックス。
グレーがかった白いお粉に水を入れ、泡立て器でと入れていきます。すぐに混ざり、ホットケーキの生地と比べたらクレープなのでサラサラと水っぽい感じです。少しとろみ感もあります。
強火でフライパンを温め、油を引き、生地を薄く流していきます。1分ほどで生地が浮いてきたら、裏返して、30〜40秒熱します。
片面を強火で焼くと、ひっくり返すときにキレイにはがすことができます。
ただ薄いので、無理に両面を焼こうとしなくても大丈夫です。
生地が焼けたら、火を弱め、具材を置いて流れないように四角に折り込んでいきます。野菜やきのこなど、火が通りにくいものは先に調理しておくと失敗がありません。
今回は、お食事系の卵とソーセージ、卵とツナ、デザートにアイスとフルーツのトッピングという3種類を作ってみました。
ガレットを作るのは初めてだったのですが、思ったよりも難しくなく、キレイにできました。ベーシックなレシピにしましたが、これにサラダを添えたり、きのこや玉ねぎを入れたりするとヘルシーにボリュームアップできます。
そして見た目のおしゃれ感もアップです。
クレープは甘さがなく、そばのようなうま味が感じられます。
しかもそばを食べ慣れているのもあって、そば粉のクレープはこれらの食材と違和感なく合いますし、まるでカフェで食べているよう、といっても過言ではないできです。
あっさりしつつ食感もよく食べた感があり、そば粉の香ばしさが本当にやみつきになります。
余ったそば粉はデザートに。バニラのアイスとさくらんぼとブルーベリーを添えてみました。温かいガレットにアイスがとろけて、そばの素朴な味に甘みがよく引き立てられます。
ガレットは家庭料理なので、冷蔵庫にある材料で簡単にできるのがいいところ。卵やじゃがいもに余った野菜やハム、チーズをのせて包むだけ。本場でもいろいろなガレットがあるので、材料しだいでいろいろなバリエーションを楽しめそうです。
カルディ ママズキッチン ガレットミックス 270g 401円(税込)
文・写真/庄司真紀