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14kgやせトレーナーが教える! お腹やせだけじゃない!“お尻を伸ばすだけ”で免疫力アップ
お尻を伸ばすだけなのに、著者も14kgやせた「お尻筋伸ばし」。ダイエットに有効なのはもちろんですが、今の時期に気になる「免疫力アップ」も期待できるのだそう。その方法を、『1分おしり筋を伸ばすだけで劇的ペタ腹!』の著者のNaokoさんに教えていただきました。
Contents 目次
お尻のインナーマッスルを刺激して、血流促進、自律神経の働きもアップ!
風邪やウイルスに負けない体をつくるには、免疫力を高めることが重要。その方法として、食事や生活習慣の改善が挙げられますが、運動も有効です。
「運動で免疫力を高めるポイントは、日ごろ使っていないインナーマッスル(体の深い部分にある深層筋)を使う運動を行うこと。インナーマッスルを刺激することで、結果的に全身の筋肉をまんべんなく使うことができ、筋活量が増えます。すると血流やリンパの流れがよくなり、免疫力アップにつながります」(Naokoさん)
「お尻筋伸ばし」は、自分の体重を使って下半身のインナーマッスルを刺激するメソッドなので、まさに理想的な運動です。また、自律神経の働きを高めることもポイント。
「お尻を土台として意識しながら、背中の中心にある背骨と、そのまわりの筋肉をほぐしていくことで、自律神経の働きがスムーズになることが期待できます」
今回は、お尻を伸ばしながら、同時に体の背面全体を整えるメソッドを紹介します。
背中を刺激するお尻筋伸ばし
背中を中心に、お尻、裏ももに効かせる動きです。上半身が前に倒れやすくなりますが、腕で支えるのではなく、蹴り出す足を使って上半身を引き上げましょう。
1
うつぶせになります。左ひざを曲げ、左手で足首をつかみましょう。右腕はひじから先を床につけ、上体を支えます。
2
息を吐きながら足を後ろに蹴り出し、上半身を持ち上げます。このとき、体が右に倒れないように注意。反対側も同様に行います。左右各3~5呼吸行います
足の裏側を刺激するお尻筋伸ばし
足を引っ張る動きで、股関節や裏ももを伸ばします。背骨や首の骨のねじれなど、全身のゆがみがスッキリ。下腹や太ももやせにも効果的です。
1
あお向けになります。右足の裏にタオルをひっかけ、タオルの両端をまとめて右手でしっかりと握りましょう。
2
息を吐きながら左脚を下、左手を真横に伸ばします。顔は左に向け、左のこめかみを床に近づけます。左腰が浮かないようにキープしましょう。反対側も同様に。左右各3~5呼吸行います
お尻筋伸ばしをもっと詳しく知りたい人は
『1分おしり筋を伸ばすだけで劇的ペタ腹!』(学研プラス)
文/彦田恵理子