CATEGORY : フィットネス |ヨガ
1日1回、1分間でOK! 全身を引き締めながら集中力を高めるヨガポーズ
プロサーファーでモデル、ヨガのスペシャリストでもあるアンジェラ・磨紀・バーノンさんのヨガを通して、心と体の両方を向上させるポーズを毎月1回お届けするコーナー。10月は感情をコントロールするコツと集中力を高めるのヨガポーズをお届けします!
Contents 目次
プラス思考になれる感情コントロールのコツ
皆さん、お元気ですか?
もう日本は秋ですね。季節の変わり目には体調を崩しがちであったり、心がざわつくという人もいらっしゃると思います。
なので、今月のテーマは、”Clarity”〜体も心も思考もスッキリ!〜
皆さん自分が感情的になったときに自分がどんな思考をしているのか観察をしたことがありますか?
感情的になるとどうしても感情にコントロールされて言い過ぎてしまったり、もしくは何も言わなくて後悔したりと人それぞれのパターンがあると思います。どちらにしても感情的になっている間は落ち着いて物事を考えることができないのでまず深呼吸! ゆっくり、深く呼吸をすることで脳に酸素がしっかりと行くようになり心が落ち着いてくるのです。同時に思考もクリアになってくるのでまず感情的になったときには1分でもいいので深呼吸を行います。
しっかりと深呼吸を行い落ち着いたら、次に第三者の立場から自分を観察しているようになぜ自分が感情的になっているのか? を考えてみます。どんな理由で、何が原因でその感情がこみ上げてきたのか? それを理解したら、次に自分が感じている感情をこのまま感じていることが自分にとってよいことなのか? それとも選択肢があるのであればほかの感情を選ぶのか? ほかの感情を選んだとしても、悲しみ、悔しさ、怒り、嫉妬などの感情を抱くことは誰にとってもプラスにはなりませんよね。では、プラスにならないのであればどんな感情を抱きたいのか? 何をすれば自分にとってプラスになる感情を抱くことができるのか? と考えていきます。
私たちの感情は自分がコントロールできるものだからこそ、こうしたプロセスで何かが起きたときにreact(何か起きたときにそれに対して時間を置かず感情のまま反応)するのではなく、落ち着いた心と思考でresponse(何かが起きたときにそれに対して感情的に反応するのではなく時間を置き、考えてから行動に移す)をします。もちろん、これは私も何年間も練習をし続けてじょうずにできたり、ときには感情がなかなか収まらないというときもあります。それでもトライし、練習をし続けることである日マスターできるようになるのだと思います。
来月のテーマは、このプロセスを使ったあとに行うコミュニケーションをテーマにしていきたいと思います。
では、心と思考のエクササイズを行ったら、次に体!
今日のポーズは集中力が必要となるこのポーズ!
(1)まず腰幅に立ち目線をどこでもよいので何か一点に集中します。
そこからゆっくりと軽くひざを曲げて左の脚を右脚のひざの上からクロスします。このときに左脚の指を右脚の足首に引っかけることができたらチャレンジしてみてください。
(2)次にゆっくりと両手を大きく開き右腕のひじを左腕のひじの下に持っていきクロスしたら右手を内側に持っていき左手を合わせます。できたら、少しづつひじを上げていき肩よりも高い位置に持っていきます。
このまま4回深呼吸。ゆっくりと深く呼吸を鼻で行います。
ゆっくりと呼吸をしながらひじ、ひざのクロスをはずして、次に反対側を同じように行います。
私たちの思考は常に動いていて感情は常に変化しているからこそ、自分でそれを理解してコントロールすることが大事。
ぜひ、トライしてみてください!
Sending you lots of ALOHA!
※写真は本人によるもの。