CATEGORY : フィットネス |ヨガ
1日1回トライ! 不安やイラ立ちを開放して、プラス思考になるヨガポーズ
プロサーファーでモデル、ヨガのスペシャリストでもあるアンジェラ・磨紀・バーノンさんのヨガを通して、心と体の両方を向上させるポーズを毎月1回お届けするコーナー。5月はプラス思考を作るALOHAな考え方とヨガポーズをお届けします!
Contents 目次
免疫力向上、気持ちも上がる!ハワイの生き方とヨガポーズ
今月のテーマは、”ALOHAと共に1日を迎える”
コロナの影響でなかなか外で思いっきり運動ができない、お友だちや家族とも自由に会えない、いつどこで感染するかわらない…とたくさんのストレスを感じている人も少なくはないと思います。そんな今だからこそ、ハワイの生き方とヨガのポーズで気持ちと免疫力を向上してみませんか?
Hawaiiには昔から先祖代々伝わってきた生きる中で大切にすること、生き方があります。そのうちのひとつが “Ka lā hiki ola”. 意味は、毎日が新しい日。
毎朝、希望とプラス思考と共に1日を迎えるとことで前に進むことができ、モチベーションが持てる。実際にこのハワイに住んでいると毎朝キラキラと輝く太陽があがり、気持ちのよい風にすがすがしい青空を見ることができる。その青空を見ていると自然とがんばろう! と思うのです。こうして1日過ごせることに感謝。そして誰しもに平等に与えられる24時間。太陽は昇り、時間と共に沈んでいき、夜が来る。でも夜はずっと続かずにまた朝が来る。
この自然の流れの中で自分がどう生きるかは自分しだい。私たちがコントロール、変えることができないものはこの世にたくさんあります。その中で目の前で起きている現実にどう反応するかは自分しだいなのです。
不安やつらさ、イライラやモヤモヤなど、それらをどうALOHAの心で反応するかが大事だとハワイのお友だちが私に教えてくれました。実際にこのコロナの中で私たちが変えたいと思っても変えることができないもの、コントロールができないものがあります。不安やイラ立ちなどのストレスがたまるのは自然なこと。その感情をしっかりと自分で受け入れ、リリースをすることで前進ができます。
今日のポーズは、まず肩幅2倍に大きく脚を開き足の指先からかかとまでをまっすぐにします。足裏全体にまんべんなく体重を乗せて3回大きく息を吸うと同時に腕を上に持ち上げて、吐くと共にできるだけ腕を少し耳よりもうしろに持っていき体の横へと下ろします。これを3回行います。
次に手を下へと下ろし、背骨を前へと伸ばしながら、上体を前に倒していきます。骨盤の位置まで上体を倒していけたら、ちょうど胸の中央の部分になる位置に、指先を大きく開いて地面/床に片手を置き、ゆっくりと息を吸いながら反対側の手を天井/空へと持ち上げます。
このときにできるだけ尾てい骨は平にしたまま、おへそから上半身だけをツイストするように意識します。上の腕と胸を空へと持ち上げたらゆっくりと息を吐きながら腕を下ろします。これをゆっくりと4回行い、反対側も同じように4回行います。
ゆっくりと腕と上半身を動かしていく中でしっかりと下半身にも意識を向けて尾てい骨は平らに、足の裏全体にしっかりと体重がまんべんなく乗っているのを感じて下さい。
胸を開くことで私たちの気持ちは自然と向上します。少し気持ちが沈んでいる、という人は、ぜひトライしてみて下さい!
“Ka lā hiki ola” 皆さんがALOHA、希望、プラス思考と共に1日、1日を迎えられますように。
※写真は本人によるもの。