Contents 目次
・美脚を叶える「ウォーキング6原則」
〈1〉歩行のガイドラインをつくる
左手をおへそに垂直に当て、右手を頭頂におく。左手を体の前へまっすぐに伸ばし、肩の高さまで上げる。右手は天井方向に上げ、左手の上にまっすぐに下ろす。両手の指先から前方へ、線が伸びているイメージを持ち、その線の真下に片足のかかとをのせる。目線は、右手の人さし指に向けて。
〈2〉つま先を外側に向ける
両足のかかとをつけ、つま先を5度外側に向ける。両足の親指の骨の付け根に、片方の手のこぶしを横向きに入れたときの足先の角度が5度の目安。
〈3〉つま先を上げて歩く
足を一歩前に踏み出します。このとき、5cm以下のローヒールやフラットシューズの場合は、つま先を床から10cmほど上げ、足首の角度を90度にキープ。ハイヒールの場合は、足の甲を前に向けるように伸ばし、つま先とかかとを同時に着地する。
〈4〉ひざの内側をすり合わせる
一歩一歩、左右のひざの内側をすり合わせながら歩く。難しい場合は、太ももの内側をすり合わせて。
〈5〉上半身を脚にのせる
かかとが床に着地すると同時に、上半身を脚にのせてひざ裏を伸ばす。骨盤から歩くイメージで。
〈これはNG!〉
上半身が脚にのらないと、ひざが曲がった状態で歩くことに。これでは美ウォーキングにならず、美脚効果を得られない。
〈6〉腕を後ろに振る
歩くときの腕の振りは前ではなく、斜め40度後ろに振ることを意識。そして、軽くわきを締め、手の甲を1cmほど持ち上げ、親指と薬指を近づけると、手元の表情がエレガントに。
慣れるまでは、ひとつずつ動きを確認しながら行うことが大切。変化がわかりやすいので、この歩き方が身につくと、ハッとするほど美しいモデル級のウォーキングができるようになります。
次回は、O脚、X脚の解決法を、櫻田さんに教えてもらいます。
文/野口美奈子 撮影/我妻慶一