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CATEGORY : フィットネス |トレーニング
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【ダイエットチョイス!】どんな運動をすると筋肉痛になりやすい?~EICO式ダイエットのコツ(108)~
Contents 目次
筋肉痛の起こりやすさを比べると、次のようになります。
階段を下りる>階段をのぼる>プランク
階段を下りるのが最も筋肉痛が起こりやすいなんて、ちょっと意外?! その理由とは…?
A階段をのぼる
まあまあチョイス
階段をのぼる運動は、コンセントリックといって筋肉が縮むことで力を発揮する運動です。普通レベルで筋肉痛が起こります。
Bプランク
バッドチョイス
体幹を鍛えるときに行う「プランク」は、アイソメトリック(等尺性)といって、筋肉の長さが変わらないで力を発揮する運動です。いちばん筋肉痛が起こりにくいと言われています。
C階段を降りる
ナイスチョイス
階段を下りる運動は、エキセントリックといって筋肉が伸びることで力を発揮する運動です。筋肉が伸びた状態なので傷つきやすく、最も筋肉痛が起こりやすくなります。
【筋肉痛が起こりやすい運動とは?】
東京タワーで、階段をのぼった人と下りた人のどちらに筋肉痛が多いかを調べた実験があります。その結果、筋肉痛が起きたのは、圧倒的に下りる場合でした。一般に、どんなものも、縮めたときより、引っ張った状態のときのほうが破れやすくなります。筋肉も同様で、下りるときの筋肉は伸張する、つまり伸びて傷つきやすいため筋肉痛が起こりやすいのです。もし、ふだん運動をしていないけれど、ダイエットのために運動を始めて筋肉を成長させようと思うなら、まずは階段をのぼるより下りることをオススメします。そのほうが精神的にもラクですよね。
取材・文/野上 郁子 イラスト/たなか のりこ