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冬の間、「寒くて動きたくなーい！」と思っていても、春が近づいて温かくなるにつれて体を動かしたくなりますよね。だからといって、急に運動を始めるのはNG！ そうおっしゃるのは、バレエダンサーの武田亜希子さん。なぜなら、いきなり運動を始めると、体を痛めてケガをしやすいから。まずはストレッチ系のエクササイズで筋肉をほぐし、柔軟性を高めながら血流をよくすることがおすすめだそう。そこで今回は第１弾として、首～肩の柔軟力をアップするのに効果的なエクササイズを教えていただきました。
Contents 目次
首～肩をやわらかくするエクササイズ ステップ＜１＞
まずは、首の前後の筋肉をほぐすエクササイズです。
＜１＞後頭部に手を添えて、息を吐きながら首を前方に曲げて首のうしろ側を伸ばします。
＜２＞頭を小さく８の字を描くようにまわします。力を入れすぎないことがポイントです。
＜３＞鎖骨の中央から少し下に両手を置き、頭を後方に倒します。
両肩をしっかりと下ろします。首の前側が伸びている感覚があるとよいです。
このとき、口をしっかりと閉じて行うことでストレッチ効果が高くなります。
首～肩をやわらかくするエクササイズ ステップ＜２＞
続いては、首の側面から肩にかけて筋肉をほぐすエクササイズです。
＜１＞お腹をグッと引き締めて上半身の姿勢を整えて座ります。片手を反対側の鎖骨の下に置き、息を吐きながら首を真横に傾けます。
首の側面から肩にかけてストレッチされている感覚があると◎。
＜２＞そのまま首を前後に曲げます。伸ばしているところが変わる感覚があるとよいです。目安として前後５回ずつ行ったら、反対側も同様の動きを行ってください。
このエクササイズは、力を入れずにやさしく動かすことがポイントです。
首～肩をやわらかくするエクササイズ ステップ＜３＞
最後は、肩まわりの筋肉をほぐすエクササイズです。
＜１＞両手を体の前で組み、両腕で円を作ります。
＜２＞両肩を上げたら後方に向かって大きくまわします。
このとき、肩の動きと同様に両腕のひじを張りながらまわすと、より効果的！
これを目安として10回～20回行ってください。肩を上下させて大きくまわすことがポイントです。
どれも単純な動きですが、継続するといつのまにか可動域が広くなり、柔軟性が高くなっていることを実感できます。ぜひ続けてみてくださいね。
取材・文／高田空人衣
