ウォーキングスタイリストの櫻田千晶さんが提唱する「In Show ウォーク」は、第一印象がグッとよくなる歩き方。キレイな姿勢をキープしながら歩くことで、美脚はもちろん、バツグンのやせ効果を得られます。そこで今回は、美しく歩いてやせる秘訣を教えていただきました。
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腹筋を鍛えて、体幹を強める“歩く筋トレ”
数秒で決まるといわれる第一印象の決め手は「姿勢」だと、櫻田さん。
「姿勢を整えるうえで意識したいのが、体幹です。お腹に力を入れ、前回ご紹介した『ウォーキング6原則』の方法で歩くと、全身の筋肉を効率よく使うことができ、代謝がアップ! やせやすい体になります。『In Show ウォーク』は、単なるウォーキングではなく、”歩く筋トレ”といえますね」(櫻田さん)
「In Show ウォーク」で、とくに鍛えられるというのが腹筋。
「胴体部分の骨は、背骨とあばら骨、骨盤で構成されていて、お腹には骨がありません。そのため、腹筋が弱いと体幹をしっかり保つことができず、背中が丸まり、骨盤もゆがみやくなります。
また、腹筋の弱さは、太ももを太くする原因にも。腹筋が弱いと、骨盤が腹筋の役割を果たそうとして前にずれ、さらに横にも広がり、そこにお肉がつくことで太ももが太くなります。腹筋を鍛えると骨盤が締まるので、自然と太ももだけでなく下半身全体がしなやかに細くなるのです」
それでは、ウォーキングの姿勢から教えていただきましょう!
<姿勢のつくり方>
〈1〉背中を向けて壁の前に立ち、かかと・お尻・肩を、壁につける。
〈2〉壁から一歩前に出て、両脚を揃えて立つ。肩の中心の真上に、耳の穴がくるように姿勢を調整。
お腹に力を入れて内側に引き入れる。
ここがポイント!
左右の肩甲骨を寄せて肩の力を抜く。こうすることで、お腹が引き上がり、体幹が鍛えやすくなります。後ろ姿もスッキリと引き締まった印象に。
この姿勢のまま「ウォーキング6原則」の方法で歩くと、モデル級の美しい歩き方ができ、さらに筋トレ効果を得られます。
ウォーキングのほかにも、日常生活でやせるポイントがあるのだとか。3つのやせポイントをチェックしてみましょう!