CATEGORY : フィットネス |ヨガ
1日1回トライ! 腰が痛い、だるい、重いを解消。ヨガの「前屈のポーズ」
プロサーファーでモデル、ヨガのスペシャリストでもあるアンジェラ・磨紀・バーノンさんのヨガを通して、心と体の両方を向上させるポーズを毎月1回お届けするコーナー。3月は腰の痛みを軽減するヨガポーズをお届けします!
Contents 目次
重くなった体や思考がスッキリするヨガ習慣
“Health is Wealth”〜”健康は富”
体、心、マインド(精神)の健康はまさに富。
体、心、マインドが健康であれば自分が好きなことができ、心も気持ちも明るくいられて、ハッピーな人生を送ることができますよね。
でも、多くの人は日々の生活の忙しさに追われて自分の体、心、マインドのケアを忘れがち。
私もそのひとり! 出産前までは仕事柄もあり、自分の体のケアをできていたのですが、妊娠&出産を経て母となり体とライフスタイルがガラリと変わり、今ではなかなか体を動かさない毎日に…。
日々の生活の中で習慣的に行っていた体のケアを怠ると、筋肉は衰え柔軟性がなくなりケガや故障につながってしまいます。
きっと、私みたいに最近体のケアを怠っている。もしくはしばらくしていない! という人も多いのではないでしょうか。
そんな生活の中で多くの人が経験するのは、腰の痛みです。
私は、今まで腰が痛くなるということなどまったくなかったのですが、毎日赤ちゃんを抱っこしたり慣れない体勢で長時間過ごすようになり、めずらしく腰の痛みを感じるようになったのです。これは、ふだんの生活の中で体のケアが十分にできていないからだと思っています。
体の故障や違和感は自分の気持ちや心にも通じているので、体が重くなってくると、気持ちも重くなり、なんだか思考までスッキリしない、なかなかプラス思考になれないなどと感じる人も多いでしょう。
今回は、多くの人が悩んでいる、この腰の痛みに今日はフォーカスをします!
ヨガの「前屈のポーズ」です。
前屈のポーズは体が硬い人もどなたでもできる簡単なポーズ。
大事なのはムリをしないこと! そして自分の体の状態に合わせてポーズをサポートすること。
注意点は、前屈をしたときに頭を下げるのではなく、首の骨はまっすぐにキープして背すじを伸ばし、ウエストから体を曲げるようにします。
(1)まずビーチタオルなどの端に座り、座布団を二つ折りにした上に座ります。少し尾てい骨がうしろから自然と上へカーブするようにします。
お尻のお肉を片方ずつ体重を移動させながら、うしろへとずらしてしっかりと尾てい骨が座布団やタオルに乗っかっているのを確認します。
次に息を吸いながらゆっくりと両腕を上に上げて、体の横をストレッチしながら背骨もしっかりと伸ばします。
(2)体の横を伸ばしながら、上げている手を遠くにおろすイメージで前に倒してゆっくり前屈に入ります。このときできるだけ、脚はまっすぐに伸ばしたまま、つま先を空に向けておきます。難しい人はひざ裏をゆるめても大丈夫。
(3)次に息をゆっくり吐きながら。前屈をし両手を足へと置きます。
このときに、足に手が届かない人は手ぬぐいやストラップなどを使いサポートします。
多くの人がおこすミステイクは、頭を脚へとおろすことによって背中が丸まってしまうこと。なので頭を脚につけることよりもできるだけ背骨を遠くへと伸ばし、まっすぐにストレッチしたまま脚へとおろすようにしましょう!
最初は、ひざを軽く曲げたままで脚の裏が伸びてきたらゆっくりとひざを伸ばします。できるところまでストレッチしたら、そのポーズをホールドしながらゆっくり深く呼吸を6回行います。
とても簡単でベーシックなポーズだけれども、脚の裏、腰に背中と体全体を伸ばしてくれて腰の重みや痛みを和らげてくれるすばらしいポーズなのでぜひトライしてみて下さい!
※写真は本人によるもの。