Contents 目次
A頭がすっきりする
ナイスチョイス!
睡眠中は、うつ伏せ、横向きなど、人によって寝方にクセがあります。姿勢によっては脳が酸素不足になっていることがあります。ストレッチによって酸素をとり入れると頭はすっきりします。ストレッチをする際は、カーテンを開けて太陽の光が入るようにしましょう。セロトニンが分泌されて体内時計がリセットされ、脳が目覚め、よりしゃきっとします。
B代謝がアップしてやせやすくなる
ナイスチョイス!
ストレッチにより、全身の血流がアップすると、体の動きがスムーズになります。そうすると1日、活動的に過ごせるようになり、やせやすくなります。
C腰痛やケガの防止
いまいちチョイス
ストレッチはもちろん腰痛やケガの予防になります。ただ、寝起きは体が温まっていない場合が多く、逆に痛めてしまう場合があるので、注意が必要です。ジャンプのような動きはよいのですが、体を横に大きくふる動作や腰をひねる運動は避けましょう。朝食後歩いて公園へ行ってそこでラジオ体操するというように、何か動作をしたあとであれば体が温まっているので問題ありません。
D気持ちがポジティブになる
ナイスチョイス!
朝にストレッチで筋肉を伸ばすことで、心身が目覚めます。すると、自律神経が交感神経優位の活動モードへ切り替わりやすくなり、気持ちも自然と活動することに対して前向きになれます。
【朝のストレッチのメリットと注意点】
朝のストレッチは体や頭をすっきり目覚めさせ、1日を活動的に送るために有効です。アクティブモードに変えたいので、体を大きく動かすラジオ体操のような動的ストレッチが向いています。ただ、起きてすぐ行う場合は、反動つけたり、ひねったりすると腰を痛めやすいので、そういった動きは避けましょう。また睡眠中の体位によっては(ワンちゃんが乗っていた!というケースも)体がしびれていることも。起きたときに自分の体が動かないことに気づかずベッドから落ちてしまうということもあります。目が覚めたら、ストレッチとは別に、ふとんの上で体を動かしてみることは大切です。
取材・文/野上 郁子 イラスト/たなか のりこ