つまめるほどついた下腹のムダ肉を何とかしたい! そんな人のために、下腹やせトレーニングを3種類紹介します。教えていただくのは、女性専用パーソナルトレーニングサービス『Torana Body Maiking』のパーソナルトレーナー 八木知美さん。どれも寝ながらできて、動きも覚えやすいので簡単ですよ~!
Contents 目次
下腹をヘコませる「レックレイズ」
まず紹介するのは、両脚の重みを負荷にして、ポッコリお腹を引き締めるトレーニングです。
「脚を下げるとき、床にギリギリつかないようにして一瞬止め、力をゆるめないことが下腹に効かせるポイントです。反動をつけずに、腹筋の力で脚の動きをコントロールしましょう」(八木さん)
《やり方》
【1】あお向けに寝て脚を上げる
あお向けに寝ます。腕は手のひらを下にして体の横に伸ばし、手をお尻の下に。脚をそろえてひざを伸ばし、床に対して垂直になるぐらいまで上げます。
【2】脚を床につく手前まで下げる
脚をそろえたまま、床にギリギリつかないところまで下げて。脚を上げて【1】に戻ります。20回繰り返しましょう。
<Point>
・脚を上下させるとき、ひざを伸ばしたままに。
・腰が反らないように、おへそ、背中のアーチを床につけるイメージを持ちましょう。
腹筋&腸腰筋を強化する「シザーレイズ」
「下腹やせには、腹筋とともに腸腰筋を使うトレーニングを行って」と八木さん。腸腰筋は、背骨から骨盤の内側を通って大腿骨(太ももの骨)につながっているインナーマッスル。骨盤を安定させる働きがあり、腸腰筋をトレーニングすることで骨盤後傾によるポッコリお腹を防げるそう。
「次のトレーニングでは、脚をハサミのように左右交互に前後に動かすことで、腹筋と腸腰筋を働かせます」
《やり方》
【1】あお向けに寝て脚を少し上げる
あお向けに寝ます。腕は手のひらを下にして体の横に伸ばし、手をお尻の下に。脚をそろえ、床から少し上げます。
【2】脚を左右交互に上げ下げする
右脚を床から浮かせたまま、左脚を上げて引きつけます。左脚を下げるのと同時に、右脚を上げます。下げた脚は床につく手前で止めて。左右交互に20回行いましょう。
<Point>
脚を動かすとき、腰を反らせないようにして。おへそ、背中のアーチを床につけるイメージを持ちましょう。
次は、お腹のインナーマッスルを使うトレーニングです。