AKB48卒業後は、積極的に舞台に挑戦。近年も立て続けにミュージカルに出演し、高い評価を得ている秋元才加さん。2018年12月からは、三谷幸喜さんが手掛けるオリジナルミュージカル、『日本の歴史』に出演します。今年30歳になった秋元さんですが、仕事への意識や体作りの仕方なども変化があったようです。
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30代になり、土台を固めることと練習の積み重ねの重要性を実感
「今年は自分の中で、『積み重ねる』を1つのテーマにしてきました」と、秋元さん。
秋元さんにとって、2018年は30歳という節目の年齢を迎えた年。30代になったことで、仕事に対しても、体作りに対しても、意識が変わった年だったようです。
「20代は、瞬発力だけでもどうにかなったと思うんです。でも、30代はそれだけでは仕事はできない。土台をしっかり固め、そこにひとつひとつ経験や実績を積み上げていくことが必要だと思います。これまでは、舞台のために何かを始めることはなく、『自分がそのとき持っている力で挑む』というスタンス。でも、今は、舞台に向け練習を積み上げ、成長した自分で挑戦するという心境に変わりました。そして、30代の私には、それが求められているのだと思っています」(秋元さん)
「積み上げ」のひとつとして今年は、ミュージカルに向けてのボイストレーニングを、しっかりとしてきたそうです。
「AKB48として団体では歌ってきましたが、個人で歌うことには慣れていませんでした。だから、ミュージカルのソロにもどこか苦手意識があり、それだけに積極的に練習をすることを避けていた気がするんです。でも、今年は、あえて苦手なこととも向き合い、ボイストレーニングを重ねてきました。土台を整え、そこにきちんと積み上げることで、少しずつ自分でも成長が感じられ、それが自信にもなっています。舞台やミュージカルで力を発揮するという目標があるからこそ、挑戦ができるので、成長する機会をいただけることにも感謝しています」(秋元さん)