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基本の「ドローイン」をマスター!
ドローインとは、息をゆっくり吸い、胸を広げる胸式呼吸をしながら、お腹をぐっと引っ込める体幹トレーニングのこと。インナーマッスルである腹横筋を使いながら腹圧を高めることで、お腹周りのぜい肉にググっと効かせることができます。
このドローインでお腹がへこんだ状態をキープしながら、エクササイズを行うのが、エクササイズの最大のコツ。お腹の表層筋だけでなく、深層部にあるインナーマッスルを鍛えることができるので、ただ腹筋よりも、お腹のぜい肉に効率よくアプローチできます。
寝ながらドローインをマスター
(1)床に仰向けになり、お尻の割れ目のちょっと上あたりに3つ折りにしたタオルを敷き、その状態でドローイン。床に腰をピタッとくっつけ、同時にトイレをガマンするイメージでお尻の穴をキュッと締めます。
(2)お腹に手を置き、お腹がへこんでいるのを確認しながら、タオルを左右に軽く引っ張っても抜けないくらい腰を床にピタッとくっつけて。もし、タオルが抜けるなら、ドローインがしっかりできてない証拠。意識して腰を床につけましょう。お腹をへこましたら、そのまま呼吸を10回繰り返し。
イスに座ってドローイン
背筋をピンと伸ばして、イスに座ります(背もたれに寄り掛からない)。息をゆっくり吸い、胸式呼吸をしながら、お腹をぐっとへこませます。お腹をへこましたら、そのまま呼吸を10回繰り返し。
ドローインの感覚をつかんだら、エクササイズを始めましょう。
次回は、ドローインをしながらできる、エクササイズを紹介します。
エクサイズ指導・監修
柴田勇気さん
ジムのインストラクターを経験したのち、4年前よりパーソナルトレーナーに。フリーランスのパーソナルトレーナーとしてダイエットジムにて指導にあたるかたわら、Martyさんとともにオンラインアドバイザーとして、主に運動面からクライアントのダイエットをサポート。脚やせトレーニングなど、ボディメイク全般を得意とする。
撮影/山上 忠 取材・文/平川恵