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四股ふみ股関節ストレッチ
相撲の四股のように、両脚を左右にしっかり開いて行うストレッチ。かたくなった股関節を柔軟にします。
1)両脚を腰幅の2倍くらいに広げて立ち、つま先を外側に向けます。
2)両手をひざに置き、太ももと両ひざが床と平行になるまで、お尻を落とします。
3)左肩を内側に入れ、左手で左ひざを押しながら、左の股関節をしっかり伸ばします。そのまま20秒キープし、反対側も同様に。
ひざつきストレッチ
深層部にある筋肉「腸腰筋」を伸ばすと同時に、股関節の前後の柔軟性を高めます。
1)脚を前後に大きく開きます。つま先は前に向けます。
2)ゆっくりと腰を落としていき、右ひざを90度に曲げ、左脚はできる限りうしろに伸ばし、足の甲を床につけましょう。
3)上体を起こし、背すじを伸ばしたまま恥骨を床に近づけるイメージで、うしろに伸ばした左脚の股関節をしっかり伸ばします。30秒キープ。反対側の脚も同様に。
脚上げ股関節エクササイズ
ヒップアップも同時に叶えるエクササイズです。
1)両手と両ひざを床につき、つま先を立てます。
2)左脚をうしろに伸ばし、床から離します。つま先は伸ばさず、足首の角度は90度をキープ。体が傾かないように、骨盤が床と平行になっているのを意識して。
3)お尻がキュッと引き締まっているのを感じながら、伸ばしたほうの脚をさらに上に引き上げます。限界まで脚を上げきったら、ゆっくりと脚を下ろし、(1)の姿勢に戻ります。20回×2~3セット行い、反対側の脚も同様に。股関節の柔軟性アップと、ヒップアップが期待できます。
L字アップ股関節エクササイズ
L字型に寝て、お尻を床から上げるエクササイズは、体幹にもアプローチできます。
1) あお向けに寝て、両脚を揃えて天井に向けます。両腕は手のひらを床に向け、体側に自然に置いて。
2) 息を吐きながら、腕で床を押すようにして、両脚を上に上げ、お尻を床から離します。20回×2~3セット。股関節の柔軟性をアップしながら、体幹の筋肉を鍛えます。
股関節の動きが柔軟になれば、歩行中のケガの防止にもつながります。そればかりか、歩幅も広がり、カロリー消費量のアップも期待できるのだそう。脚やせはダイエット女子の永遠のテーマ。気になる太ももやお尻まわりの筋肉を鍛えるためにも、積極的にとり入れたいですね。
撮影/山上忠 ヘアメイク/市岡愛(ピースモンキー) 取材・文/平川恵