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<首まわし>
前に傾きやすい首を、上へスッと伸ばすストレッチです。首が縦に伸びると、胸が上がり自然と肩甲骨が下がります。
<1>
足は肩幅よりやや広く開き立ちます。手はウエストに添え、骨盤を立てて姿勢を正したら、つま先はまっすぐ前方に向けます。その体勢から、足指だけ床から浮かせ重心をかかとにのせます。
<2>
骨盤は正面を向けたまま、目線を左へ平行移動し、首をできるだけ左にまわします。
左へまわし切ると、反動で顔が正面に戻るので、戻ったときに一度、足底から全身の筋肉を縦に伸ばします。そのまま、首を右にまわし切ります。これを5往復くり返します。
<肩関節ストレッチ>
肩関節を下に動かし、肩甲骨をもとの位置に戻すストレッチ。壁から離れないようにおこなうことが大事です。
<1>
壁に対して垂直になる位置にまっすぐ立ちます。つま先をまっすぐ前方に向けたら、足指だけ床から浮かせ、重心をかかとにのせます。
<2>
壁側の手(右手)を、手のひらを内側へ向けたまま頭上へまっすぐ伸ばします。次に、ひじは曲げずに、手のひらを外側へ向けます。この際、左手は下腹に当て、骨盤を傾けないように意識しましょう。
<3>
手のひらで壁に壁半円を描くイメージで、右腕を後方へまわします。手のひらを腰の位置まで移動します。
<4>
外側を向いている右手の手のひらを、内側へ向けます。<1>~<4>を5回くり返したら、体の向きを変え、左右反対側も同様におこないましょう。
簡単な動きですが、肩まわりのつまりが取れ、顔がすっきりしていきます。ぜひ、続けてみましょう。
撮影/山上忠 モデル/成田沙季(ニュートラルマネジメント)ヘア&メイク/斎藤節子 文/柿沼曜子 衣装協力/アディダス