「顔にメリハリがないのは、彫りが浅い日本人だから」とあきらめていませんか。じつは、顔に凹凸がないのは、顔の筋肉を使ってないことが原因かも。
目はしっかり開いていますか? 頬はキュッと上がっていますか? 顔ヨガインストラクターの小林かおる先生が教える顔ヨガで、メリハリのある立体顔を作っていきましょう!
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魅力的な顔にするには「ボンッ・キュッ・ボン」が必要!
「顔もボディと一緒で、ボンッ・キュッ・ボンが必要です!」と、小林先生。
「ボディのボンッ・キュッ・ボンといえば、豊かなバスト、キュッと引き締まったウエスト、丸いヒップですよね? 魅力的な顔に見せるには、顔にも、このボンッ・キュッ・ボンが必要なんです。
顔の中でボンッとさせたいのは、ほおと唇。ここがふっくらと盛り上がっているだけで、顔全体にメリハリが生まれるだけでなく、魅力的で若々しい印象になりますよ。
反対に、顔の筋肉が衰えてくると、無表情ののっぺり顔になってしまうので、顔ヨガで立体顔を作っていきましょう」(小林先生)
「ぴよぴよ口」で、頬と唇にふっくらとした高さをプラス
顔に張りめぐらされた筋肉のうち、メリハリ顔のキーになるのは、ほおの大きな筋肉である大頬骨筋と、口まわりの筋肉である口輪筋。ここを鍛えて、ほおと唇に高さを出しましょう。ほうれい線を目立たなくする効果も期待できますよ!
1、口の中にほおの肉を吸いこんで「ひよこ」のような口にします。唇はまるくすぼめるのではなく、縦長の楕円を意識しましょう(縦にすぼめると、写真のように床に対して水平の線が入ります。左右均等の線が入るように鏡を見ながら行ってください)。
<難しい人はこれでもOK!>
唇のまわりの口輪筋が固いと上手にすぼまりません。その場合は手でサポートしましょう。
2、ヒヨコがピヨピヨとくちばしを開くイメージで、唇を縦に開く、閉じるを3回くり返します。これを3セット行いましょう。唇がうまく動かない人は<1>の状態のままででもOKです。
「チワワの顔」で上向き唇に!
年齢と共に落ちてくるのが、口まわりの筋肉の口輪筋。そのため唇にハリがなくなり、鼻の下が間延びしてきます。逆に口輪筋を鍛えれば、唇がキュッと上がり、鼻の下も短くなってキュッと引き締まった小顔に見えますよ!
1、唇を閉じたまま、上唇を押し出し、鼻の下に近づけます。
2、唇の形をキープしたままあごを上げ、10秒キープ。これを2回くり返します。
ほおと唇がふっくら! 笑顔がすてきなメリハリ顔に
ほおにパーンとしたハリがあり、唇がぷるんとしているとそれだけで健康的で魅力的。
まさに、若さと美の象徴といえるパーツがほおと唇です。
「無表情な人は、顔の筋肉を使わないため、しだいに顔がのっぺりしてきますし、魅力的ではありませんよね。一方、ほおや唇を使うこの顔ヨガは、顔の大きな筋肉である大頬筋を鍛えてメリハリを生むだけでなく、口輪筋を鍛えるので、表情も豊かになります。にっこり笑顔もスムーズにできるようになりますよ」と小林先生。
顔ヨガで、魅力もアップ! 笑顔もステキな「ボンッ・キュッ・ボン」を目指しましょう。
撮影/布川航太 取材・文/平川 恵