いよいよ新元号の新たな時代がスタート!
新年度とはまた違った新鮮な気分になるからこそ、「新しく何かを始めたい」「目標を立てて突き進みたい!」と、前向きな気持ちにさせられますよね。
ダイエットだってこれから夏にかけてどれだけ理想の体型に近づけるかがまさに勝負どころ。そこで、真っ先に鍛えておきたいパーツといえば3首ははずせません。ダイエットの結果が目に見えてわかりにくい…という人でも、華奢パーツといわれる、首、手首、足首を鍛えることで、全体的にほっそり見えやすくなるからです。
また、この3首は疲れがたまりやすく、むくんだり痛みが出たり、ケガもしやすいパーツ。そのため3首を鍛えることで、結果として美しく健康的な体を手に入れられるのですよ。早速、コンテンポラリーダンサー得居幸さんに、美首をつくるストレッチを教えていただきましょう!
Contents 目次
■美首トレーニング <1>リンパマッサージ
人の頭の重さは、約4~6kgあります。首は寝るとき以外はずっと頭を支え続けているんです。そのため、疲れもすごくたまるし、腕や肩周りの疲れも出やすいパーツ。
そんな首は、リンパマッサージとストレッチを組み合わせて鍛え上げていくことが望ましいです。
まず最初に、リンパマッサージからスタートします。
床に座ってゆったり呼吸をしながら、左側の鎖骨の上を、手のひら全体を使ってやさしくさすります。大体30秒ほどさすったら、右側も同様に行います。
次に首を右に倒して、右手の指の腹3本を左耳のうしろに当てます。
首の横から肩へと、クルクルと小さな円を描きながら下りてほぐします。
上から下へと10回くり返したら、今度は手のひらを使って、同じところをゆっくり5回なでおろします。右も同様に行いましょう(得居さん)
■美首トレーニング <2>リンパマッサージ
続いて、両手でチョキを作ります。
このチョキで耳をはさんで、残りの手は顔や首に自然にそえます。
手を上下に動かして、耳まわりをやさしくさすります。最終的に、耳の下からあごへ向かって、やさしくさすり流しましょう(得居さん)
■美首トレーニング <3>ストレッチ
座ったまま、首をまっすぐにした状態で、右の手のひらを左の肩の上に置き、左手は手の甲を腰につけるようにうしろに回します。
大きく息を吸い込み、吐きながら首を右へ倒します。
このとき、のせている手のひらは、下へ圧をかけて肩を下げていくようにします。息を吐ききったら、今度は息を吸いながら手のひらの圧を戻し、首をまっすぐ元の位置へ起こします。この流れを5回ほどくり返して、反対も同様に行います(得居さん)
■美首トレーニング <4>ストレッチ
両手を組んで親指を立て、指の腹をあごの下にそえます。
この状態で息を大きく吸いきったところからスタート。
息を吐きながら、親指でサポートしながらあごをななめ上に突き上げます。
このときに、胸が一緒に上がらないようにするのがポイント。
しばらくしたら、今度は息を吐きながらあごを戻し、両手を組んで後頭部へ回します。
息を吸いながらひじを外へ張り、息を吐きながらひじを内側へたたむようにしてあごを引き、首のうしろを伸ばします。
このとき、手のひらは力を入れず軽くのせているだけにして、胸が下を向かないようにしながら行ってください。
この流れを1セットとして、回数は3セットを目安にくり返しましょう(得居さん)
得居さんが教える美首を作るストレッチは、健康的なボディをとり戻すためにもぜひとり入れたいですね。
次回は「足首」を鍛えるストレッチをご紹介します。
取材・文/高田空人衣
【取材協力】
※ 得居幸(とくいみゆき)
愛媛県松山市出身。99年よりyummydaneとして国内外で多数上演。10年に美術家/アニメ作家の山内知江子とパフォーマンスユニットHanbun.co(ハンブンコ)を結成、独創的な作品が各地で好評を博す。「道後オンセナート2018」地元アーティスト。舞台と並行して親子向けWSや俳優への身体WSなど活動は多岐にわたる。
Hanbun.coURL:https://hanbunlive.wixsite.com/hanbunco