“くびれ母ちゃん”こと姿勢改善コアトレーナーの村田友美子さん。3人のママにして引き締まったくびれの持ち主です。村田さんはピラティスや体幹トレーニング、整体を学び、体をより早く変えるコツを発見。「私のトレーニングにはムダがありませんよ」というユミコアメソッドは、いち早くくびれが実感できると話題です。今回は、著書の『世界一美しいくびれコアボディ レッスンDVD付き』から、美しいくびれをつくる腹斜筋ストレッチをご紹介します。
Contents 目次
アウターマッスルは後でOK!まずはインナーマッスルを鍛えるべし
ユミコアメソッドで鍵となるのはインナーマッスル。ユミコアメソッドによって手に入れたくびれは、その後、特別なトレーニングを行わなくても、定着しやすくなります。それは、「体の使い方」が変わって姿勢が正され、勝手にくびれて、勝手にキープされるから。くびれづくりの第一歩は、正しい姿勢をつくるインナーマッスルについて知ることなのです。
体表部にあるのは、アウターマッスル。まっ先に鍛えると、ろっ骨や股関節周辺の筋肉が縮み内臓が圧迫される原因に。ボディラインが盛り上がり、くびれが失われることもあります。
それに対して、深部にあるインナーマッスルは縦に伸び、関節や骨を安定させます。姿勢や呼吸にかかわるため、鍛えると基礎代謝が UP。内臓を正しく収める役割もあります。
インナーマッスルを鍛えるためのStep1は間違った筋肉の緊張、負担を改善することから。
姿勢が乱れ、ゆがんだ体は筋肉の使い方がアンバランスで一部が緊張します。すぐにアウターマッスルを鍛えるとゆがみが進行するので、まずは筋肉の緊張をやわらげ、ゆがみを改善するストレッチから始めます。基本は毎日やってほぐしましょう。
美しいくびれづくりをサポート・腹斜筋ストレッチ
意外とかたまりやすい腹斜筋。ストレッチによってろっ骨の可動性が高まると深い呼吸ができ、くびれやすくなります。
1 あお向けになり、 両ひざを立てる
床にあお向けになり、両ひざをそろえて立てる。腕は体のわきで伸ばしておく。
2 片脚を上げて、 反対側の脚に乗せる
右ひざは立てたまま、左脚だけを持ち上げる。左脚を右ももの上に乗せ、脚を組む。
3 脚を組んだ状態で、 両ひざを倒す
脚を組んだまま、両ひざを右側に倒す。右手は左ひざの外側に当て、左ひざを床に押しつける。
4 倒したひざを手で押さえ、ろっ骨をねじる。
左ひざを床に押しつけたまま、左 腕を肩の横に広げる。ろっ骨を左側にねじり、顔も左側に向ける。自然呼吸でゆっくり5回呼吸。手脚を左右反対にして、同様に。
大きくねじるため、ひざは浮かないように!
床に押しつけたひざが浮いてしまうと、ろっ骨周りが伸びないので、手でしっかり押さえて。両肩も床につけることで大きくねじることができ、ストレッチ効果が高まります。
私がトレーニングを始めたのは35歳。トレーニングを始めるまで、スタイルを褒められたことはありませんでした。だから、体を変えたいと思うのに、年齢も体型も体質も忙しくて時間がないことも気にする必要はないのです。
参考書籍
村田 友美子著『世界一美しいくびれコアボディ レッスンDVD付き』(KADOKAWA)
監修/村田友美子
3人の子どもを生み育てながらにして美しいくびれコアボディを手にする姿勢改善コアトレーナー。ピラティス、体幹トレーニング、整体の資格を取得後、ほぐし、ストレッチ、呼吸と体幹トレーニングの組み合わせにより姿勢を改善する独自のメソッドを考案。「ほぐしメソッド」で代謝の良い身体に変化させ、さらにインナーマッスルを強化。女性らしいくびれのあるしなやかな体作りに定評があり、モデルをはじめ、女優、芸能関係者も多く通う。
文/庄司真紀