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早く寝る、ただそれだけで睡眠の量はもちろん質もアップ! 習慣になるとリズムもつくりやすいと実感 #Omezaトーク
ちょうど1年前の記事で、5年ぶりにスマートウォッチをとり入れることにしたことを書いたのですが、スマートウォッチで計測できることで、「睡眠」は大きなポイントのひとつ。1年たったので、その変化をつらつらと見ていたら、徐々に睡眠の質が改善されてきていることがわかりました!
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スマートウォッチで睡眠計測を始めて1年。当初は自分の睡眠がどんな状態なのかを知るのが楽しくて、毎朝データを見ていました。その日の睡眠スコアとその日の体調(眠気とかあくびとかぼーっとする、集中できるなど)がけっこう連動していることに驚きました。睡眠でいえば、入眠はいたってスムーズなのですが、目覚めが悪いこと、寝ていると体が痛くなることがあるというのが悩みでした。
その一方で、よい睡眠をとるためには、体調を整えるにはどうすればいいか、と人気の漢方家・櫻井大典先生に取材した話を思い出すと、「とにかく、10分でもいいから早く寝るように心がける」というアドバイス。私はそのころ、だいたい、寝るのは1時過ぎ。1時~2時に寝て、7時半~8時くらいに起きるのが常で、そのため睡眠時間はだいたい6時間台でした。仕事が比較的夜までかかるというのもあるためか、早く寝るのがもったいない、自分のリラックスタイムのために何かして起きている、といった感じでした。でも、実際には11時台くらいで眠気が訪れることも多く、ソファで寝落ちし、夜中に目覚めてベッドに、なんてことも。この感じがどうにもムダな行動だと思っていたのですが、先生にも「眠くなったら寝てしまえばいい」と言われました。
そんなことから、今年に入ってからは、「早く寝る」ことをポイントに行動するようになりました。たとえばリラックスタイムにテレビをみていたとして、でも眠くなってきてしまったら、「もう寝る!」と。これまでなら「まだ11時なのに、もったいない」という気持ちがあったのですが、いさぎよく寝てしまう。これは極端な例ですが、12時台には寝るようにすることを心がけ、行動すること数か月。もはや「早く寝るのはもったいない」という気持ちもなくなり、「寝られるならもう寝てしまおう」という気持ちに。
そうすると、どうでしょう。まず朝、目覚ましの前にまずパチっと目が覚め、「あ、あと少し寝られる」という形に変わりました(これまでは時計が鳴って、なんとか起きる)。そして、睡眠計測のうえでは、もちろん平均睡眠時間が6時間台から7時間台に変わって、平均の睡眠スコアも上がってきました。スコアには睡眠時間も関わりますが、入眠時の深睡眠から、浅睡眠、レム睡眠のバランスも関係するのですが、そちらも整ってきました。風邪などもひかずに、体調も安定しているな、と感じます。
「とにかく早く寝る」。櫻井先生のお話は、私にとって睡眠改善ひいては生活習慣改善の大きなきっかけになりました。早く寝るって単純だけど意外と難しい、と当初は感じていましたが、今ではとにかく「寝ちゃえばいい」と開き直って寝てしまうようになりました。あれもこれもと夜の時間に欲張っても、結果的にはあまり進まないことも多いので。
今のところ、早く寝るようになったぶん、朝型になったかというとそれはなく、寝てようと思えば8時間でも9時間でも寝てしまえるような感じなのですが、まずは自分の体が11時頃から眠るモードにはいっていき、12時過ぎたら寝て、朝はこれまでどおりの時間まで寝る、が体にとってベストな状態、いいリズムになっているようです。
なんとなく疲れがとれない、体調がいまいち、という人、寝る前の儀式もいいかもしれませんが、とにかく早く寝ちゃう、ということを心がけてみてはいかがでしょうか。(編集長ホボ)
Omeza トークとは…
FYTTE 編集部員が、みなさんの朝のお目覚ましになるようなダイエット・美容・健康小ネタをお届けするコラムです。