いつも家族のために、一生懸命頑張ってくれているお父さん。
父の日は、そんな大切なお父さんに、日頃の感謝の気持ちを伝える、とてもいい機会ですね。
普段はなかなか言えない、「いつもありがとう」の気持ちを込めて、とびきりのお料理をつくってみませんか?
お父さんに喜んで食べてほしい。
けど、いつまでも健康でいてほしい。
そんな願いをギュッとお料理に詰め込んで、お父さんの心も体も、喜ばせちゃいましょう!
Contents 目次
お父さんの好きなものって何?
お料理をつくる醍醐味はたくさんあるけれど、やっぱり一番は、食べてくれる人の「おいしい笑顔」。自分がつくったお料理を喜んで食べてくれるって、とってもうれしいですよね。
栄養やバランスも大切だけど、食べる人が喜んでくれるか。
いつでも、ここを一番に大切にしたいと思っています。
「どんなメニューが喜ぶかな?」と考えたり、「何が食べたい?」と聞いてみたり。
そうしてメニューを決めてから、栄養やバランスを肉づけしていくようにしています。
今回もさっそく聞いてみました。
「父の日は何が食べたい?」
すると、お酒が大好きな父は即答。
「酒のつまみになるもの!」
うんうん。だと思った。(笑)
ということで、今日は私の父と同じように、お酒が大好き!というお父さんへ。
お酒がついつい進んじゃう!けど、お父さんの健康のこともしっかりと考えたレシピをご紹介します。
野菜と厚揚げの焼き浸し~さっぱりみぞれがけ~
<材料>
厚揚げ・・・2枚(270g)
(油抜きしてから、6等分に切る)
かぼちゃ(1cm幅の薄切り)・・・100g
なす(乱切り)・・・90g
赤パプリカ(乱切り)・・・80g
ズッキーニ(1cm幅の輪切り)・・・60g
油・・・適量
<だし汁の材料>
だし汁・・・150ml
しょうゆ・・・大さじ1.5~
みりん・・・大さじ1.5~
酢・・・小さじ1
大根(すりおろす)・・・150g
<つくり方>
1.鍋に、厚揚げがかぶる程度のお湯を沸かし、沸騰したら厚揚げを入れ、1~2分ゆでて、ザルにあげる。
2.鍋に、だし汁の材料を入れ、ひと煮立ちさせたら、火を止め、冷ましておく。
3.フライパンに多めの油をひき、水気を切った厚揚げとカットした野菜を揚げ焼きにする。
4.すりおろした大根と、2のだし汁を合わせる。
5.厚揚げと野菜を器に盛りつけ、4を具材の1/3が浸るくらいまでかける。
たっぷりの野菜と良質なたんぱく質が、しっかりとれて、男性も喜ぶがっつりメニュー。油で揚げるのではなく、少量の油で焼き上げすることで、ヘルシーに仕上げました。
使用する油は、米油、菜種油、オリーブオイルなどの熱に強いものがおすすめです。
また、かぼちゃやパプリカなど、油と一緒にとると吸収率が高くなる、ビタミンA、Eを含む野菜を取り入れることで、効率よく栄養を摂取できます。
厚揚げは、揚げてあるぶん、脂質やカロリーは高くなりますが、たんぱく質や、カルシウム、亜鉛、鉄などの不足しがちなミネラルが、普通の豆腐よりも、多く含まれます。(※グリコ栄養計算参照)はじめに油抜きをすることで、酸化した油を落とすことができますよ。
食べ応えがあるので、こってり系が好きな男性には持ってこいの食材です!
それでもヘルシーなので、一緒に食べる女性たちも罪悪感なく食べられますね。
そして、最後に上からかけるみぞれだしは、さっぱりしておいしいだけではなく、消化を助ける役割も。揚げ物や、油の多いおかずを食べるときには、消化を助けてくれる、大根おろしと一緒に食べるのがおすすめです。
つづいて、お酒好きなお父さんの体を想って、お酒が残りにくくなる簡単レシピをどうぞ!