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「スポイトなどで取り出し少量を日常的に摂取しています。免疫力をあげたいとき、たとえば、仕事のなどの都合でどうしても風邪をひけないときには、エキナセア、ローズヒップ、マリーゴールド、エルダーフラワーやマグワート、ネトルをブレンドしティンクチャーにして摂取すると効果があると言われています。味が気になる場合は、シロップをいれて薬草酒のようにして使ったり、フローラルウォーターなどで薄めてあげてもいいでしょう。その際、精製水ではなくフローラルウォーターを使用することでよりよい状態で品質を保つことができます。
また、ハーブの美容効果を得たいときは、ティンクチャーを化粧水にまぜて肌にパッティングしてもいいでしょう。直接肌につける場合は、必ず希釈をして使用することをおすすめしてます。(※)」
(※肌の弱い方は使用前にパッチテストなどでアレルギー反応の有無を調べる。妊娠中の方は使用を控える)
日常的にハーブをとることを考えると、やはりハーブティーですが、ハーブティーとして飲むことはあまり効果的ではないのでしょうか。
「そんなことはありません。お茶を淹れてゆっくり飲むというそのものの行為自体、体をリラックスさせますし、お茶として飲むことが一番手軽な方法です。ハーブティーを飲むことを、継続し習慣づけることが大事ですので、まずはハーブティーを飲むことから始めてみてください」
一言にハーブといっても、定義や活用の仕方はさまざま。まずは身近なものから日常生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
文/藤森もも子