アーモンド入りのチョコレートを食べることで
便通＆肌質が改善といううれしい報告が！

アーモンド入りチョコレートの継続摂取についての試験を行ったのは、慶應義塾大学医学部の井上浩義教授と、株式会社 明治の共同研究グループです。
試験の内容は、25歳以上50歳未満の女性で、直近2週間の排便回数が週2回以上4回以下で、なおかつ皮膚が乾燥していると自覚のある人36人に対して、カカオ分70％のアーモンド入りチョコレートを1日8粒、8週間続けて摂取してもらいました。そして、排便回数や肌の状態について毎週調査を行い、アーモンド入りチョコレートを摂取しなかった、同じ条件の女性35人の調査と比較したというものです。

その結果、アーモンド入りチョコレートを摂取した人たちは、摂取しなかった人たちに対して、排便回数や便の量が有意に増加して、胃腸状態の自覚症状も有意に改善したのです。摂取前に比べ、アーモンド入りチョコレートを摂取し続けると、排便回数が平均で週に約2回も増えていて、便量は8週間で約1.6倍増加していました。
また肌質についても、肌状態の自覚症状が有意に改善。乾燥肌（皮膚の角層水分量が50AU以下）の人を対象にした解析では、アーモンド入りチョコレートを摂取した人は、摂取前に比べて8週間後の角層水分量が増加しています。

つまり、アーモンド入りチョコレートを続けてとれば、便通を改善して、さらにお肌の水分を保持する効果があることが示唆されたわけです。コクのあるチョコレートと香ばしいアーモンドの絶妙な味わいが大好きな人たちにとって、こんなオマケ？の効果があるなんて、うれしい限りですね！

アーモンド入りチョコレートを摂取した人たちは、摂取前に比べて、排便回数が週に約2回増加。

アーモンド入りチョコレートを摂取した人たちは、摂取前に比べて、便の量が8週間で約1.6倍増加。

明治ブルガリアヨーグルトLB81の摂取で
腸内環境が改善されることが示された！

もうひとつ気になるのが、明治ブルガリアヨーグルトLB81の継続摂取についての研究報告です。こちらは昭和女子大学大学院の飯野久和教授と、株式会社明治の共同研究グループが行った試験です。
試験内容は、昭和女子大学の学生を対象に、明治ブルガリアヨーグルトLB81のドリンク1本100mlを4週間続けて摂取した20名と、乳酸菌が含まれていないヨーグルト風の酸性乳飲料を同じく4週間続けて摂取した25名の排便状況や便中のビフィズス菌の数を調査したものです。調査期間は摂取2週間前から摂取後2週間までの計8週間で、この間はほかに乳酸菌入りの食品をとらないほか、整腸作用に影響する納豆、食物繊維やオリゴ糖の入った飲料、サプリメントを避けてもらいました。

その結果、明治ブルガリアヨーグルトLB81を摂取した女子学生は、4週後の便中のビフィズス菌数が、ほかの酸性乳飲料をとった人たちより有意に高値となって、摂取後の観察期でも同じく高値でした。
また、試験開始前の排便回数が週に5回未満の人について、摂取前と摂取期の後半、それぞれ1週間の排便回数の増減に着目すると、ヨーグルトを摂取した人が酸性乳飲料を摂取した人に比べて有意に回数が増えていました。加えて、ヨーグルトを摂取した人たちは、調査ごとに排便時の膨満感がない頻度が有意に高くなっています。
つまり、明治ブルガリアヨーグルトLB81を毎日摂取すると、腸内環境が改善され、排便回数が週5回未満の人は回数が増えて、膨満感も減少したと考えられるのです。お通じに悩んでいる人も、腸内環境をいつも健やかに整えたい人も、大いに注目したい結果なのではないでしょうか。

アーモンド入りチョコと明治ブルガリアヨーグルトLB81、
２つの組み合わせでつくれる簡単レシピをご紹介！

アーモンド入りチョコレートと明治ブルガリアヨーグルトLB81は、どちらも試験によって、腸内環境の改善に役立つことがわかりました。もちろん別々に食べてもいいけれど、せっかくですから一緒に食べられると一石二鳥ですね。
そこで、レストランオーナーシェフの堀知佐子さんに、アーモンド入りチョコレート×明治ブルガリアヨーグルトLB81のレシピを３つご提案いただきました。どれも手軽でおいしいので、ぜひ、つくって食べてみて！

アーモンドチョコヨーグルト シェイク

【材料】（１人分）
アーモンドチョコ……８粒
プレーンヨーグルト……150g

【作り方】
（１）アーモンドチョコをポリ袋に入れて麺棒などでたたき、砕く。
（２）ミキサーに（１）と少量のヨーグルトを入れて混ぜ、よく混ざったら残りのヨーグルトを２〜３回に分けて、加えるたびに混ぜる。

【ポイント】
（１）で細かく砕くことでヨーグルトと混ざりやすくなるだけでなく、チョコやアーモンドの香りが引き立ちます。

アーモンドチョコヨーグルト キューブ

【材料】（１人分）
アーモンドチョコ……８粒
プレーンヨーグルト……200g

【作り方】
（１）アーモンドチョコをポリ袋に入れて麺棒などでたたき、ある程度食感が残るぐらいまで砕く。
（２）ミキサーに（１）と少量のヨーグルトを入れて混ぜ、よく混ざったら残りのヨーグルトを２〜３回に分けて、加えるたびに混ぜる。
（３）バットや流し缶に（２）を流し、冷凍庫で冷やす。固まったら包丁で食べやすい大きさに切る。

【ポイント】
作り置きできる簡単デザート。アーモンドチョコヨーグルトの栄養をいつでも手軽にとれます。

かぼちゃのアーモンドチョコヨーグルトサラダ

【材料】（１人分）
アーモンドチョコ……８粒
プレーンヨーグルト……200g
かぼちゃ……80g
刻みパセリ……適量

【作り方】
（１）ヨーグルトをコーヒーフィルターなどに入れ、水分（ホエー）が30mlとれるまで水切りする。
（２）アーモンドチョコをポリ袋に入れて麺棒などでたたき、粗く砕く。
（３）かぼちゃの皮をむき、薄切りにして耐熱容器に入れ、（１）のホエーをかけてラップをし、電子レンジ（500Ｗ）で３分加熱する。
（４）かぼちゃをつぶし、冷めたら水切りヨーグルトと（２）を混ぜて盛りつけ、パセリをふる。

【ポイント】
ホエーをかけてレンチンするとかぼちゃがシャキシャキに。かぼちゃのビタミンＥも加わりアンチエイジング力がアップ！

最新の研究で、腸内環境の改善によいことがわかったアーモンド入りチョコレートとブルガリアヨーグルト。２つを組み合わせれば、まさに“おいしい腸活最強コンビ”!?　食欲の秋でついつい食べ過ぎも気になるこの季節、アーモンドチョコヨーグルトで腸を健やかに保って、元気に楽しく過ごしましょう!!

レシピ監修・調理／堀知佐子
管理栄養士・アンチエイジングレストラン「ル・リール」オーナーシェフ。
京都料理専門学校で教鞭をとった後、京都の老舗料亭「菊の井」で中食事業部を設立。現在は食品会社や飲食店、地方自治体などでメニュー開発や食生活指導、調理のできる管理栄養士の指導・育成を行うなど幅広く活動。著書に「今日から変わる！ 若返り食生活」（きずな出版）、「美容と健康に役立つ！オイルの賢い使い方」（NHKまる得マガジン）ほか多数。

文／宮下二葉

（提供／明治）