寒い日が続くと、辛いものを食べたくなるという人は多いのではないでしょうか。タバスコを生産するアメリカのマキルヘニー社が行った「冬の体の冷えと辛いもの」に関する意識調査によると、冬に体を温めるために、なんと6割以上の人が辛いものを意識的に食べているという結果も明らかになっていて、冬と辛いものの関係性は深いといえます。そんな辛いもののひとつとして挙げられる「タバスコ」。実は、体の冷えに悩む人にとってうれしい調味料だったのです。
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女性だけでなく、冷えを感じる男性は意外と多い!?
「冬の体の冷えと辛いもの」に関する意識調査は、全国20代~50代の男女10,000名を対象に行われました。対象者に「ふだん体の冷えを感じることがありますか?」と質問をしたところ、およそ25%の人が「いつも感じる」と、45.1%の人が「ときどき感じる」と回答。つまり全体の70.1%の人が、体の冷えを感じていることが判明しました。
また、男性のうち13%が冷えを「いつも感じる」と、42.5%が「ときどき感じる」と回答。この結果から5割以上の男性が冷えを感じていることがわかります。一方、冷え症で悩むことの多い女性は37%が「いつも感じる」と、47.8%が「ときどき感じる」という結果に。8割以上の女性が冷えを感じているということになりますね。
都道府県別に見てみると、体の冷えを感じている人が最も多いのは「徳島県」(88%)、続いて「島根県」(85.4%)、「京都府」(80.6%)であることがわかりました。
冷え対策としては、衣類を重ねて着たり、温かいお風呂に入るなど「体の外から温める方法」と、体を温める食べものや飲みものをとるという「体の内から温める方法」があります。しかし、冷えを感じている人のうち「生活に冷え対策をとり入れている人」は、わずか17%程度しかいないのだそう。
たった数滴でポカポカ!タバスコの特徴とは?
今回、意識調査を行った10,000名のうち「辛いものが好き」と回答したのは71.3%。さらに、辛いものの好き嫌いに関わらず、冬に体を温めるために辛いものを食べようと意識している人は63.1%もいることがわかりました。
では、なぜ辛いものを食べると体が温まるのでしょう? それは、唐辛子などに含まれる「カプサイシン」という成分が関係しています。「カプサイシン」には、胃を刺激して食欲を増進させる働きや、発汗神経を刺激し体を温める働きがあるといわれています。辛い調味料のひとつタバスコにも、もちろんカプサイシンは含まれているのですが、そもそもみなさんはタバスコがどのように作られているのかご存じでしょうか?
じつは私たちがふだん使用しているタバスコソースの原材料は「タバスコペパー」「ビネガー」「岩塩」の3つ! 意外とシンプルですよね。タバスコは、たった数滴だけでもじんわりと体が温まるため、コスパもよく好きな料理にかけて手軽に使用できるのが魅力です。
タバスコの大きな特徴ともいえる「辛味」と「酸味」。主にイタリア系の料理に合うというイメージがあることから、パスタやピザに使用することが多いと思いますが、じつはタバスコはさまざまな料理に合う万能調味料なのです。例えば「炊き込みご飯」や「中華スープ」などにとり入れると、いつもと違ったピリッとしたアクセントを楽しめますよ。
寒い冬に、冷え改善のために活用したいタバスコ。管理栄養士の豊田愛魅先生にタバスコを使ったおすすめのレシピを紹介していただきました。