冬に入って日に日に寒さが増すこの時期は、体調管理に気を遣いますよね。とくに今年はインフルエンザの流行期が例年に比べて早く訪れたため、風邪だけではなくインフルエンザから体を守る予防策も早めにとり入れたいものです。ウイルスに負けない元気な体作りに効果的な予防策を、医師や美と健康のプロたちに教えていただきました。
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バナナとヨーグルトを食べるだけ! 最新のインフルエンザ予防策「バナナヨーグルト」
すでに猛威をふるうインフルエンザ。今シーズンの流行は例年より早かったため、年末年始にピークが訪れる可能性があると順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生。
「年末年始は生活リズムが乱れるだけでなく、暴飲暴食をしてしまいがち。すると腸にストレスがかかって腸内環境が悪化し、一気に免疫力が落ちてしまいます。また、内臓が疲れると自律神経の働きも低下するので、血流が悪くなり体内に栄養がめぐりません。これらのことが、体をインフルエンザにかかりやすい状態にする一因になってしまうのです」(小林弘幸先生)
そんな小林先生がおすすめするインフルエンザ予防策が「バナナヨーグルト」。ヨーグルトとバナナを食べるだけでインフルエンザの予防ができるその理由とは? さっそくチェックしてとり入れて!
足の甲をぐいぐい刺激! 流行中のインフルエンザから身を守る「足刺激」
続いてご紹介するのは、足裏研究家の鈴木きよみさんが教える「足刺激」。足の甲をぐいぐいと刺激するだけでOKというとっても簡単なインフルエンザの予防法です。
足裏にある足相は、現在の体や心の状態までを教えてくれる重要な手がかりになります。体の免疫力が下がりインフルエンザにかかりやすくなっている状態の人は足にも特徴があるのだとか!
まずは自分の足の状態をチェックして、足刺激で免疫力をアップさせましょう。
バレエダンサーが教える、風邪に負けない「免疫力アップエクサ」
風邪やインフルエンザなどの感染症から身を守るために、エクササイズで体を動かして免疫力をアップさせることも効果的です。そこで、バレエダンサーの武田亜希子さんに教えていただくのは「免疫力アップエクサ」の初級編~上級編。
ふだん運動習慣がないという人も、栄養バランスのとれた食事や質のよい睡眠に加えて適度な運動も生活にとり入れてみませんか? まずは初級編からチェックしていきましょう。
引き始めが肝心! ドクターに聞く「風邪かな…」と思ったときのセルフケア
どんなに対策をして気をつけていても、風邪を引いてしまうこともありますよね。
風邪を引いてもすぐに元気になる人と、こじらせて長引かせたり、何度もくり返したりする人がいます。じつは、その違いのひとつが「引き始めのセルフケア」
風邪を引いたかな?と思ったときにまず何をするべきか、お風呂に入ってもいいか、市販薬や薬の飲み方など、総合内科専門医でいりたに内科クリニック院長の入谷栄一先生にアドバイスをいただきました。
いかがでしたか? 紹介した内容は、どれも簡単に実践できるものばかり。風邪やインフルエンザの予防策をとり入れて、この冬を元気に乗りきりましょう!
文/FYTTE編集部